覚悟
先日こんな情けないnoteを書いた。
覚悟なき人間の文章だ。今読んでもかなり脂っこく、読んでて胃もたれがする。例えるならカルビを頼みすぎた焼肉である。あれを多く食べた次の日は胸焼けして仕方ない。当然カルビが悪いわけではない。食べすぎている僕が悪い。
この一年で激太りしたことはさておき、公認会計士試験が終わり、2週間後には簿記試験があるというのにほとんど勉強はしなかった。麻雀してサイクリングして、余った時間で勉強する程度だった。
すぐに簿記1級の試験日になった。過去問は数回解いたが、全く自信はない状態だった。「あーあ、僕の会計人生もここで終わりかもな」と思いながら、試験に挑んだ。
試験開始から数分が経ち、明らかに自分のテンションが上がってることが分かった。こういう計算がしたかったんだと思えた。隣の席の人やこれを読んでる人は僕を変人と思うかもしれないが、ニヤニヤしながら試験を解いていたと思う。
前日は寝れず、体調は万全とは言えなかった。普通の感想は「疲れた」のはずだが、試験後の感想は「楽しかった」だった。
この試験のおかげで自分が改めて会計をやりたいと思えた。
その後自己採点をすると合格ラインに乗っていることが分かった。マーク式ではないし、配点も明記されているわけではないので合格したとは限らないが、とても安心した。
その日はその足で自分の好きなアカペラバンドが出演するライブに行った。ライブ終演後、出演者や偶然会った友人と話す機会があったのだが、全員に当日の試験を労われ、今後の試験を応援された。よくよく振り返るとその日会った人以外にもいろんな人に労われ、応援されていたと思う。当時はその言葉を嚥下するほどの余裕がなかったが、今になってメッセージなどを読み返すとかなり身に沁みた。応援してくれた皆さん本当にありがとう。
(脱線するが、好きなアカペラバンドのメンバーには2人天使がいる。その天使にも応援された。天使に囲まれて幸せだった。危うくネロとパトラッシュのように天国に連れて行かれるところだった。)
脱線して申し訳ない。
自分がとてもやりたいことで、周りからも応援されるようなことを諦めるほどバカではない。もう一度公認会計士を目指そうと思う。自分のため、応援してくれた人の言葉に応えるために、もう少しだけ頑張ってみようと思う。
今年の12月、来年の8月に笑ってまたnoteが書けることを願って。
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