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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#盲ろう者

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

新しい方の重度訪問の始まりと数十年前始まりを思い出して

私が重度障害者と関わったのは30年ほど前に「共に生きる」のスローガンにしたわっぱの会のメンバー入りしたのがきっかけでした。 研修など全くなく仕事帰りの車椅子の方を食事を済ませてから自宅に送り届けるミッションを受けました。 車椅子を自動車に乗せて固定するまではメンバーの方が手助けしてもらったように思いますが他は1人で行い、当時はそれが普通かと思っていました。 内容は全く覚えていませんが、その方とコミニケーションを取りながら車椅子が入れる飲食店で食事介助を知識無しで何とか済

「文字表現」に拘るのは聴覚障害者との出会いから

私のライフスタイルとなる2つのベースがあります。 1つは「スピリチュアル/セラピー」に興味を持ったのは各国はづき虹映著「二週間で一生が変わる魔法の言葉 」』 2つめは「福祉/ボランティア」に興味を持ったのは18歳に社会人になって配属先で1人のろうあ者との出会いからでした。 その後は手話サークル→要約筆記サークル→点訳サークルと移って、盲ろう者ガイドヘルパーになりました。 その関係で視覚ベースの文字発信が多く、視聴覚障害の方がご覧になる事を想定してホームページはバリアフ

【情報】盲ろうに関する新型コロナウイルス関連などの情報

社会福祉法人 全国盲ろう者協会の協会だよりから転機しました。 協会では盲ろうに関する相談を受けつけています。 新型コロナウイルスに関する盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業関係者へのお知らせ https://www.jdba.or.jp/corona-info/20200410covid-19info-forIGO.html 盲ろう者と新型コロナウイルス感染症 ― 盲ろう者と支援者の皆さんへ (日本国内版) https://www.jdba.or.jp/corona-inf

盲ろう者ガイドヘルパー活動を振り返って

2007年2月26日研修会 県に登録された手話通訳者、要約筆記奉仕員、盲ろう通訳ガイドヘルパーの研修会がありました。 講演は 笹島診療所 藤井克彦氏による「ホームレスとわたしたち」でした。 講演の中で「人間は、他社と共に行きてこそ「人間」であり、物質的に豊かであっても。差別や抑圧があるところでは、豊かではない。共に喜び共に苦しみ、助けあって生きること。そういう社会をつくることが必要ではないか。」がとても印象的でした。 野宿者を排除する社会ではなく野宿をしなくてもよい社会が