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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#障害者

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

認知症利用者の不穏行動の裏にある不安に目を向けると

認知症の方って自分の席や部屋から一歩でも出ると戻り方が分からなくてウロウロされます。短期記憶力は低下してもプライドは残ってるいるので、なかなか自分から元の場所は聞きません。 それを察知してさり気なく席なり部屋を教えて戻れた時の笑顔は忘れられない。 好き好んで不穏になる訳ではなく理由があります。それは丁寧な説明もないまま急かされての不安から不穏行動に出たりします。それを怒るから更に悪化する負のスパイラル、不穏行動の理由を丁寧に聞きとって不安な気持ちを共感して対応すると落ち着

50歳から福祉•障がい者介護職に転身した原点を思う

共に生きる事 私が考える共に生きるのに大切な事は、障害の有無等で差別はなく、個性に応じた援助が当たり前に提供できる環境が整っている事。 障害を持っていても出来る事は当事者が行い、心身的の状況により意志とは関係なく無理な事は、出来る者が上下の関係ではなく平等の立場で自然に行える社会(環境)に変革していく事が重要であると思います。 そのためには頭で理解するだけでなく、実際に交流と通じて相手を理解しいく事が必要不可欠かと考えています。 障害者に対する当たり前の援助環境として「本人

障がい者に関わるきっかけとこれから

いつも愛読して参考にさせて居いているこぼねえさんの発達障がいを中心としたブログで心が反応する記事がありました。 私が生まれて人生最初に出会った障がい者は小学生の頃ですので40年以上前になります。近所に知的障がいのお姉さんと遊んで居たのですが母親から「あの人と遊んではいけない」「会ってもいけない」と言われました。 今からは想像出来ない様な障がい者差別が当たり前と言うか差別の概念さえまだない時代だったように思います。 そんな1粒の種が落とされて数年後に高卒で社会人になった時