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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#重度障害

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

重度障害者(児)介護で役立つ「ふれあい体操」の紹介

心身重度障害を持った成人の30歳以上との関わりは最初の訪問介護で経験して18歳未満の児童らその次とアルバイトで勤めたデイサービスで経験しました。 今回は児童を卒業?!した20代の重度障害の青年の介護をするに当たってこれまでの経験の狭間の年代で支援方法を模索する中で養護学校の先生から紹介された「ふれあい体操」がしっくり来て色々と調べてみました。 「ふれあい体操」に関わる重症児デイサービスが何と地元の名古屋の港区にありました。これまでは東京、大阪が殆どだけに少し驚いたのと少し

重度障害者介護で思う事と1ケアワーカーの気持ち

中日新聞の朝刊(2022/10/18)に載っていた記事にあった 全身の筋肉が弱っていく難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)は常にヘルパーの支援が欠かせない。しかし重度障害者への障害福祉サービスは長時間対応出来ずに報酬単価が安いと言った全国的な課題がある。 その中で自身の「自薦ヘルパー」九人を雇用して、他の障害者らの医療ケアなどをサポートする ALS当事者であり訪問介護事業所を立ち上げた社長の記事が目に止まりました。 著作権の関係で記事は載せれないので文章と写真は削除しまし

重度訪問介護従業者養成研修 統合課程を受講しました。

重度訪問介護に必要な医療行為を行うのに必要な資格取得のために受講しました。そこでノートに取った内容を合わせて紹介します。 重度訪問介護従業者養成研修 統合課程 【研修の目的】 地域で在宅生活を営まれる重度障碍者、特に医療的ケアを必要とする方々に対して、適切なケアサービスを提供できるよう、現場に即した知識並びに技術の習得を目的とする。 講習内容は公的に決まっているのでどこのスクールでも同様かと思います。 1日目(月曜日)シフト休みの月曜日に9時から18時50分までオンライ

人生の化学反応•障害者運動と関わりで想うこと

鈴木真奈美さんのYoutubeカフェ「PLAN75」の映画シェアを見て心に響くものがありました。 「75歳以上の高齢者が自ら死を選び、国が支援する制度”プラン 75”施行後の日本を舞台に、命の選択を迫られる女性の姿を描く。(HPより)」作品です。 鈴木真奈美さんのブログ「大切にされない関係や環境に慣れてはいけない」何か現状の苦しさに原因に通じる感じがしました。 ある会社概要を見ていたら「障害者のこと」が気になって読み放題の電子書籍を読みました。 30年前でしょうか障害

病院と介護施設の狭間で人の尊厳とは

大切な人に2014年に脳動脈瘤が見つかって定期診断に3ヶ月ほど前に通院したら肥大化していたので即手術になりました。 手術中に血管をメスで傷つけて出血、自己呼吸はあるものの意識がなく、経鼻栄養(鼻から管を通して栄養補給)の状態です。 脳動脈瘤が見つかった時に「延命治療は望まない」の意思がありました。病院では喀痰吸引以外の処置はなく3ヶ月目になるので転院と聞いています。 身体の硬直がキツく車椅子には乗れない状態で経鼻栄養のために受け入れる福祉施設が無いようです。延命措置に当