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肯定も否定もせず、いいんじゃない?

NHKの番組視聴で、受信料以上の価値を人生で最も享受している。

シナぷしゅが流れる地域、ではない我が家は、もっぱら毎朝毎夕Eテレタイムだ。

クックルン、はなかっぱ、こてつくん、色々あるが、やはり最強、おかあさんといっしょ。

毎日2回見てると、なんだか子ども以上に親が愛着が湧く。けけちゃまのLINEスタンプは即買ってしまった。


おかあさんといっしょには、月替わりの歌がある。

恐ろしいことに、最初は違和感あった歌も、知らぬ間に歌えるようになっている。同じ時間に流れることに安堵すら覚え、月末になったら終わってしまうのが寂しくなってしまうのだ。

けど、新しい曲が始まったら、また同じ繰り返し。

子ども番組向けの作詞作曲をするアーティストはすごいと思う。あれはJ-POPで大衆に受け入れられるヒット曲を作るのとは別の次元のセンスが必要だ。


その中でも、なんとなく忘れられないのが、「うん、いいんじゃない」。

本当はメロディー込みで聞いてほしい。なんともいえないゆるさとほっこり感。

ひとりになりたいいくら

とか、PVのアニメーションとセットで初めて見た時、衝撃だった。

そうだよね!いくらもひとりになりたいときあるよね!!

なんというか、この歌に出てくるものは、なんだか二度見二度聞きしてしまう存在なのかもしれない。

だけど、サビが全て。

いいんじゃない
いいんしゃない
うん、いいんじゃない

いいね!

じゃないところがいい。

肯定も否定もしてない。

ただ、あなたがあなたでいいんだという、懐の広さ。

善悪良し悪しではなくて、そのままで何も問題ない。

そんな感じがしたから、なんとなく心の片隅に残っているのかも。


こう、毎日頑張ってても、なぜか空回りしてしまう日もあって。

そんな日は、理想の自分と違う状況にいたり行動を取っていたりする自分に、なんだかモヤモヤして情けなくなる日もある。

そんな時は、一息置いて、おまじない。

うん、いいんじゃない。

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