見出し画像

フェリーの旅 その2 北海道 太平洋編

こんにちは、ホタテマンです。

その1で紹介したフェリーの旅は2021年の9月に新潟から小樽に渡る新日本海フェリーでした。その2ヶ月後の11月、今度は茨城県の大洗から苫小牧に渡る商船三井フェリーの「さんふらわぁ」で行きました。

今回の旅行のコンセプトは現地集合、現地解散。普段良く飲みに行く職場のメンバー(ジジィ軍団)で企画しました。約束事は一つだけ、「決まった日時にすすきののニッカウヰスキーのネオンの下で集合」です。これが旅を各々柔軟に計画できたので最高でした。

大洗を夜の7時45分に出発し、翌日の午後1時半に苫小牧着の17時間45分の船旅です。ですが、今回も悪天候のせいで出航が1時間早まり、出発がバタつきました。

先ずは職場から電車で水戸経由大洗駅まで行きます。

JRの電車の中で軽く酒とつまみ(?)

大洗駅到着。大洗はアニメ「ガルパン」の聖地。至る所にガルパン関連のポスターなどがあります。

鹿島臨海鉄道の超特大タペストリー


一人だったので自撮りは出来ませんでした

大洗駅からフェリーターミナルまでは約1.5キロ。緩い下り坂なので歩るけますが、この日は小雨が降っていたので少しきつかったです。途中、地元スーパーの「セイミヤ」で食料を調達し、フェリーターミナルへ。


ターミナル到着


間もなく乗船開始

船長のアナウンスによると、このフェリーは大洗港を出航後、直ちに船首を左90°に振り北海道に向かうのですが、この日の風向きが南東であったことから回頭時に横のウネリをもろに受けてしまい危険な為、風が一番強くなる前に出航したかったとのことです。実際船は一時間早く出航し、風もかわして無事出航できました。

今回も一番安いツーリストにしましたが、日本海フェリーと違ってこちらは大部屋。こんな感じです。

同じレイアウトが反対側にも


正面から

カーテンで仕切れるのでそれなりにプライベート空間は確保可能。しかし両端に人が居たらキツイかもです。実際、この日はこの部屋に3名しか居ませんでしたので楽勝!

乗船後、出航までは船が揺れるのでお風呂に入る人は直ちに入って欲しいとのことでした。結果、一番風呂を頂きました。その後早速先程購入した夕飯を頂きました。

お寿司とお惣菜

いつもなるべく地元っぽいものを食べるようにしています。

寝るにはまだ早いので船内をぷらぷら。

船内にもガルパン

疲れていたのでしばらくしたら寝てしまいました。

翌朝、さっそく朝飯。

のり弁とさごち(サワラ)の塩焼き

食べていると船長のアナウンス。どうやら悪天候のせいで普段よりかなり岸よりを航行中とのこと。青森の尻屋埼灯台の目の前を通過しました。

肉眼でもはっきり見えた

まだ時間があったので部屋でゴロゴロしてたら寝てしまい、気が付くと既に苫小牧目前。


苫小牧の海岸線


沖には僚船が停泊中


他社のフェリー

苫小牧には本船以外にも、八戸・仙台・秋田などからフェリーが入港する。


ターミナルへの最終アプローチ

そして苫小牧フェリーターミナルからは高速バスで札幌へ。

バス停

苫小牧市内と札幌市内をあちこち寄って行くので、札幌までの所要時間は2時間弱。


札幌到着

大通公園では祭りが実施されていました。

ミュンヘン~サッポロ~ミルウォーキー♬

懐かしいサッポロビールのコマーシャルを思い出します。

綺麗なクリスマス・オーナメントがたくさん売ってた!


ホテルにチェックイン

旅行支援クーポン

こちらで2泊予定。3泊目はホテルを移動します。割引とクーポンで朝食付きなので、実質1泊千円未満でした。

夜の大通公園を散策後、夕食会場へ。

イルミネーションがすごい

おっさん一人だったのが残念。。。

夕飯は市電の近くの手羽屋。安価でボリューム満点!最高でした。

手羽先、ザンギ、ゲソ焼き

ここでは今回集合予定のその他3名中、2名と合流。食後に軽く二次会。

この立ち飲み屋ではバイスサワー

旅行2日目はこれにて終了。

3日の朝はホテルの朝食。

こんな感じが素敵


食後は前回行けなかった北海道神宮へ。地下鉄東西線で10分程度。円山公園駅で下車。

立派な本殿

北海道の神社なので、歴史は浅い。明治2年に蝦夷地から北海道に改名された際、明治政府の意向で明治天皇が開拓・発展の守護神を置くようにとご指示され建てられました。現在、明治天皇も四柱の一つとして祀られています。

北海道神宮を後にし、狸小路に戻ります。目的は人気ラーメン店の喜来登。開店少し前に並べたので、開店と同時に入店できました。

味噌ラーメン、激ウマ!!


食後の運動がてら、狸小路を散策。

お土産屋さんの前に陳列されていた非売品のマリモ


違うお土産屋さんの前にあったヒグマのはく製

せっかくなので二条市場まで足を伸ばす。

予想以上に規模が小さかった

札幌の台所と言うよりは、観光客向けです。更に色んな要素が重なって魚貝類の値段が爆上げ!とても手が出ません。

ホテルに戻り、小休憩後、いよいよ今回のメインイベントです。


ニッカウヰスキーのネオン

これで無事4人全員が集合。今夜のイベント会場は「居酒屋あらた」。とてもオシャレで素敵なお店でした。

お通しのイカの塩辛
お刺身盛り合わせ
蟹が乗ったふろふき大根
メインのキンキの煮つけ。めっちゃ旨かった


二次会ってことでニッカの看板のあるビルの地下にある居酒屋。


手羽中焼き

手羽屋に比べると少量ながらも上品な味で絶品でした。

この日もかなり呑んだので3日目の夜はこれにて就寝。


4日目の朝は同じくホテルの朝食。

この日は洋風メニュー


朝食後、地下鉄東西線にて新札幌へ。目的はサンピアザ水族館。魚好きなので、どうしても足が水族館系に向いてしまいます。

色んな魚が居ましたが、やはり北の海の魚に興味が沸くワク

シマソイ


クロソイ


イトウ


シャケの孵化水槽。上が有精卵、下が幼魚。孵化すると下に落ちる仕組み。


この後サンピアザの中のイオンを襲撃し、地元食材のリサーチを行った。結果、魚介が安い!!


この後ホテルに戻り、預けた荷物を拾って次のホテルへ。今夜は静かにセコマブランドで部屋飲みとしました。

セコマのPBはかなりお得感あり


5日目最終日の朝食は移動先のホテルで頂きました。

こちらはビュッフェスタイル


帰りは新千歳空港から飛行機なので少し早めにホテルを出て、途中の千歳駅へ。

千歳駅前

目的地はこちら。


サケのふるさと千歳水族館

駅からは平らな道を約1キロ。

ニジマスのアルビノ


サケの水槽


エゾウグイ


そして千歳川が見れる観察ゾーン。

遡上中の野生のサケ


イクラが転がっている


釣りキチ三平の作者、矢口高雄先生の直筆サイン


インディアン水車

この水車は現役。遡上するサケがすくいあげられ、横のネットの中に入れられる。多分採卵後はサケ製品(新巻鮭等)になると思われる。

野生のサケの遡上が見れてとても良かったです。アメリカのワシントン州で見たことはあったのですが、母国で見るのは一味違う気がしました。

因みに、この千歳川は支笏湖が源流で、下ると石狩川と合流し、最終的に石狩湾に注ぎ込みます。よって、見れた野生のサケは北海道の日本海側から遡上してきたことがわかります。


千歳水族館を後にし、一路新千歳空港へ。

無事搭乗し成田から電車で帰宅。

飛行機の窓から


とても良い旅でした。北海道へは一度バイクで行ってみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?