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Episode 330 最初から最初から読んで欲しいのです。

ありがたいことに、このブログを読んでくださる方がジワジワと増えてきていまして、読み手が増えるというのはプロアマ問わず、物書きとしては最高のご褒美なのです。

一日一話「5分で読める発達障害のハナシ」。
短編のエッセイを想定したブログ記事なので、基本的に一話完結のスタイルです。
ただ、そうは言っても330話の回数の積み上げは当然あって、以前の話題に引っ掛ける記事も多くなってきました。

名探偵コナンが1996年のテレビ放送開始以来20年以上、コナン君は小学校一年生のままで、蘭ねえちゃんは高校生…。
だからといって全く進展しないのではなく、新一と灰原が子どもにされた絡みの、物語の本筋に当たる「黒の組織」関連のエピソードは生きていて、そこはビミョーに進展しているワケですよ。
このブログもそんな感じで過去記事に影響される記事が多くなってきているのです。

改めてここでお話しておきたいのは、私はASDの「一当事者」で、科学的な根拠がある話はひとつもしていないということです。
これはあくまでも私個人の「感覚」に基づいた極めて文系のエッセイだということ。
そして、くよくよと考えることはあっても、ASDであることに基本的には前向きなこと。

ブログへの反響をみて思うのは、日常生活に困ったことを抱える当事者やそのパートナーが読者に多いのだろうな…ということ。
ASDのものの考え方やパートナーとの接し方を知ろうと考えている人が、私が思う以上に多いと言うこと。
私のブログがそんな気持ちに応えられているかは読み手さんが感じることなので分かりませんが、ヒントになっていると思うと、すごくうれしいと言うこと。

ハッキリ言って、私の思うASDのベーシックなベースの部分の感覚については、ブログの中で搾りつくした感があります。
日々の生活のエピソードは、そのベースの感覚の上に成り立つ出来事であって、私自身について「ベースの理解」を深める材料になっているものです。

こんなことがありました…それはきっと、ASDのそんな特性が影響して…。
日々の「5分で読める発達障害のハナシ」は、ちょっとした生活の話題を私というASD目線ではこう見えているとお話しするエッセイです。
そしてそれは、あくまでも私の個人的感覚で一般論ではありません。

最近読者になってくださった皆さま、長くおつき合いしてくださっている皆さま、ご愛読いただきましてありがとうございます。
これからも「5分で読める発達障害のハナシ」というスタイルの一話完結で書いていきたいと思います。
その上で、ぜひ是非、ブログの先頭から目を通して下さい。
名探偵コナンのように「一話だけ見ても面白い」を目指して記事を書いていきます。
でも、狙ったつもりはなくても「黒の組織」エピソードのような伏線が、このブログにも仕組まれてしまっています。

ASDは悲しくないという私の想いが、ブログ全体を通して伝えられたらうれしいと思います。
そんなスジの通った話ができればと思います。

旧ブログ アーカイブ 2019/8/10

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