「言葉の力」が悲鳴を上げている

本当は別の事書こうとしたけど言葉を発信する者として今日はこの話をします。

ネット上の誹謗中傷ってなんでなくならないんでしょうか？
人類が言葉を手にしている限り？ネット社会が存在する限り？
どうしてこうも頭の良いはずの人間が節度を持ってネット上でも言葉を操れないのでしょう？
私は今まで幸いにもネットの誹謗中傷というものをされたことがありません。（幸福にもそういうモノが存在する時代に学生時代を過ごさなかったのもありますが。）ただ想像するにとても耐えがたい精神的苦痛を伴う事は容易に分かります。直接絶対に言えない様な言葉を匿名の人から何百何千と受けるのです。精神的に弱い私なんかとても耐え難いと思ってしまう。

どうして言葉を人の命まで奪ってしまうような使い方をしてしまうのでしょう？
しかもその行為自体は罪には問われないし罪としても裁けない。直接的な死因にもならない。
現実世界ではそういうことが起こっている。

よく「言葉の力」と言いますが、聞いているととても耳障りの良い言葉ですよね。キラキラしている。いろんな可能性を感じる。
でも言葉って光の部分と闇の部分があるんですよ。
きちんとその２面性を理解した上で言葉を扱っている人はどれだけいるんだろう。。たまに疑問に感じることがあります。そして意図してか意図せずかネットの匿名性に乗って言葉を凶器として使う人がいる。言葉はたとえ匿名であっても面識がなくても凶器として使ってはいけない。絶対に。気に入らないことがあっても人をそしるようなことは言ってはいけない。
言葉を扱う者として凶器の様に言葉を使う人がいるということが本当に残念だし悔しい。しかもこの思いを彼らに言葉で伝えようとしても届かない。本来物事を伝えるために言葉は存在するのになにも想いが届かない現実。そしてマイナスの言葉１つはプラスの言葉が束になっても勝らない時がある。世の中嫌な事がたくさんあるのは分かるし、最近なんて嫌なことばっかり、テレビを見ていても気にくわないタレントがいるのも分かる。生きてれば嫌なことなんてたくさんある。でもだからといってネットで知らない人に執拗に暴言吐いて良いわけないでしょう。表現の自由＝匿名で誹謗中傷しても良いと言うわけではないです。

言葉をもっと綺麗に使いましょうよ？
もう悪口の道具に使うのはやめましょう？
もう言葉で誰かを傷つけるのはやめましょう？

もうこれ以上言葉の矢面に誰かが立たされて苦しむ姿を見たくありません……

ざっと感情任せに走り書きしてしまった感がありますが最後まで読んでいただきありがとうございました。