〖感情記録〗亡くなった父と、母への痛くて重い感情

私は写真を撮るとき、片目をつぶってファインダーを覗き込む癖がある。
私にカメラを教えてくれた父もおなじ癖だった。
元々顔もよく似ているので、片目つぶってクシャッとなる顔はよく似ているらしい。

この癖を指摘されたのは母から、父が亡くなって一ヶ月後程の妹の運動会でだった。
いつも運動会には父と母が二人で出かけ、写真好きな父がバケツみたいな大きなカメラで写真を撮っていた。
思春期の頃は、それが恥ずかしくてよく父にもっと小さいカメラにして!それか来ないで!とひどいことを言っていた。

当時私は地元を離れ一人暮らしをしていたが、
母が妹の運動会に一人で行くというので
母を想っても妹を想っても居たたまれなくなり、週末だけ帰省することにした。

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