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台湾の猫村猴硐(ホウトン)へ行ったはなし。①【アクセス方法、お土産情報、カフェ】

2020年1月頃、仕事で1ヶ月程度台湾にいました。

土日は休みなのでどこかに行きたい、ただ人混みが本当に苦手なのですこぶる混むらしい九份や十份はしんどい…ということで、九份にほど近い猴硐という猫村へ行ったのですが、はちゃめちゃに良かったのでお話させてください。
人も猫も良い村でした。

猴硐へのアクセス方法

ホテルは忠孝復興駅の近くだったので、MRT(地下鉄)で台北駅へ移動します。

台北駅から台湾鉄道(TRA)へ乗り換え。両方悠遊カード(台湾のプリペイドっ交通IC)が使えます。宜蘭や蘇澳行きの電車に乗って一時間ほどぼんやりしていれば到着します。運賃は200円ほど。安い!

台北駅にいた謎のオブジェ。不気味の谷。

ちなみに、台湾のMRTは飲食禁止ですがTRAは飲食両方OKなので、台北駅の地下で適当に朝ごはんを買って出かけました。

猴硐 Map

駅の南側は炭鉱廃墟、北側が猫エリア。

お土産屋さんでは可愛い地図も売っています。簡体中国語は漢字っぽくて何となく意味が分かるから助かりますね。

猫村の猫たち

この日はあいにくの小雨だしたが、それでもたくさんの猫と出会えました。

猫村として観光地化しているからか、道を歩いている猫たちもきちんと手入れされている様子。
世界共通避妊済みはさくらねこなんですね。

皆人に慣れていて、写真を撮っても近づいても逃げない。かといって寄って来るということもなく、猫カフェの猫くらいでとても私好みの距離間です。

無防備にくしゃくしゃにされている猫さん。

可愛いオブジェが町中でお出迎えしてくれます。

可愛い猫の足跡が…。
そのまま残しちゃうのがゆるくていいですね。

猫村のお土産

駅を出てすぐのエリアは猫グッズ屋さんがたくさんあります。

お土産物屋さんにももちろん猫がいます。

三匹の猫、というお店では町中の猫オブジェの作者さんの猫グッズも購入できます。文房具や猫の首輪、エサ入れ、ポストカード、Tシャツなど…。

家の子に似ている猫のポストカード、カード入れなどを購入しました。

また、駅の南側では猫型や肉球型の台湾名物パイナップルケーキが売っています。
(めちゃくちゃ可愛いのに写真撮り忘れました…。)

ブルーベリー味、クランベリー味、パイナップル味、チョコ味の四種類の味があり、形もたくさんあるので迷っているとお土産屋さんのおばさんが

「おいしいよ!食べてみ!」と試食させてくれました。やさしい。台湾のお店は試食をたくさんくれる気がします。

会社へのお土産に10個程度パイナップルケーキを買うと2つおまけしてくれました。商売として大丈夫か不安になるくらいのゆるさ。優しさ。ありがとうございました。旅先では一人で心細いので、こういうさらっとした優しさが心に沁みます。

猫村のカフェ

元々炭鉱エリアということもあって、猫エリアは駅から離れるにつれてのぼりの立地になっています。

どんどん上の方へ登っていくと、カフェエリアにたどり着きます。

今回は2件のカフェへお邪魔しました。

1件目はHIDE&SEEK

可愛い猫モチーフの軽食、スイーツ、飲み物があるカフェでした。

日本語メニューもあり、お店の方も日本語が話せます。また、Wifiも完備です。ありがたい。

今回は猫のシュークリームをいただきました。

大きいけれどクリームがあっさりしていておいしい。そしてなんといっても可愛い。

店内には2匹の猫さんがいます。私がお邪魔した際はお昼寝中だったので、可愛い肉球だけ写真を撮らせてもらいました。

2件目は217珈琲館

素敵な老紳士のご主人と奥様がいらっしゃる猫カフェでした。

店内には3匹の猫さんがいます。御主人が大好きなようで、御主人にちょこちょこと付いて回るのが何ともかわいらしい。

メニューは英語のもので、御主人は英語が話せます。

コーヒーがとてもおいしそうだったのですが、ブルーベリーの飲み物が気になりすぎてこちらを注文。

訪問時はちょうど旧正月の前だったので、飲み物と一緒にハチャメチャに可愛い赤い猫のポスターを頂きました。

「どうぞ!楽しんで。」と素敵な笑顔で飲み物を持ってきてくださったご主人に癒されます。

店内では猫グッズもたくさん販売されています。マスキングテープと村の地図を買いました。

炭鉱跡

猫エリアを堪能した後は南側の炭鉱エリアへ向かいました。

こちらもとても素敵だったのですが、長くなるので記事を分けます。

人も猫もやさしい良い町でした。

猫スポットは日本にもたくさんありますが、これだけ清潔で、猫の健康状態が良くて、観光客を歓迎してくれるところってなかなかないんじゃないかなと思います

悲しいですが、地元の人は猫が嫌い、というのはよくあるので…。

会社の同僚へ聞いたところ、もともと台湾は猫が好きなお国柄だそうです。猫が大切にされていて、それで観光地として成功していてお互いに住みやすい街になっているというのは見ていて幸せになります。

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