ずっと迷っていたFUJIFILM X100Vを買ったら、予想以上に最高だった話。
「X100Vが欲しい。めちゃくちゃ欲しい」
そう思い始めてから早数ヶ月、Googleでその名前を検索しては、ため息をつく毎日を送っていました。
しかし、よくよく考えると「自分へのご褒美!」とか言って、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T30」を年始に購入したばかり。
しかも、今年はフィルムカメラにもハマってしまったものだから、すでに家には数台のカメラが息を潜めています。
毎月のように自分へのご褒美を繰り返し、フィルムやらカメラやらレンズやらを買っていた自分を思い返すと、「とんだお花畑状態だなぁ」と反省。
すっかり痩せこけた預金残高を見つめながら、ネットショップのカートにX100Vを入れたり消したりしながら、日々を過ごしておりました。
しかし、一度カメラ好きになってしまえば物欲は絶えず膨らみつづけ、もう耐えられる余地はない。
必殺技である「どうせ買うなら早く買ったほうが、長い目で見たときにお得!」という謎理論と共に、夜中2時のハイテンションを召喚し、ついにポチってしまったわけでした……。
悩んだ末、ついにX100Vを購入!
散々迷いに迷ったあげく購入したX100Vは、迷うのに使った長い時間とは裏腹に、次の日には我が家に到着しました。
胸を高鳴らせながら、箱を開けると……。
「最高おおおおおおおおお!!!!!」
箱を開けて顔を出した夢にまで見たその姿に、全私がスタンディングオベーション。
フィルムカメラを思わせるクラシカルなデザインとメタリックな風合いが、なんだか高貴な雰囲気を漂わせています。
初期設定を終え、美しく配置されたダイヤルを回したり、シャッターボタンを押したりしながら、ひとしきり楽しみました。
X100V、シャッター音がかわいいんですよ。
「カシャ」と「チャッ」の間くらいの音がボタンを押すたびに小さく響くだけで、もう心はトキメキまくりなのです。
フィルムシミュレーションを使って、さっそく撮影へ!
さて、カメラにおいて肝心なのは、その写り。
デザインやシャッター音ばかりに気をとられていないで、撮影をしにお散歩してきました。
FUJIFILMといえば、フィルムカメラで撮ったような写真が撮れる「フィルムシミュレーション」と呼ばれる機能が有名です。
80年に渡って写真フィルムを研究してきた会社ならでは、その忠実な再現度はカメラを愛する人々から高い評価を得ており、私自身もX-T30を使って以来フィルムシミュレーションの虜になっていました。
「PROVIA(スタンダード)」「Velvia(ビビッド)」「ASTIA(ソフト)」など、数あるフィルムシュミレーションのなかでも、特に人気なのは「クラシックネガ」ではないでしょうか。
その名の通り、まるでカラーネガフィルムで撮影したようなどこか懐かしい写真が撮れると注目を集めています。
しかし、実は私が最初に買ったX-T30ではこのクラシックネガが使えなかったんです。というわけで、今回は待望のクラシックネガを自分なりにカスタムして撮影に挑みました。
購入から1週間以内に撮った写真を公開!
撮影してみた感想ですが、
結論から言うと、X100Vホントに最高。
なんでもっと早く買わなかったんだろう?
私の撮影の腕はさておき、とにかく気持ちがいいくらい好きな写真が撮れました。
取り急ぎ、19枚の写真を大公開します。ぜひ最後までご覧ください!
心の声(え……めっちゃ良くないですか……?)
心の声(レンズの開放値であるF2で撮影したお花の写真。ボケ感が好みすぎる……!!)
心の声(※「花ばっかり撮ってますね」とか「なんだか同じような構図の写真ばかりだなぁ」などというクレームは受け付けておりません)
心の声(もう、ニヤニヤしちゃう)
X100Vは、写真をもっと身近な存在にしてくれる
いかかでしたか。もうウッキウキで撮影していた私の気持ちを少しでも感じていただけたでしょうか。
そうなんです。X100Vでの街撮り、めちゃくちゃ楽しいんです。
最後に、実際に使ってみた私が考える「X100Vの最高ポイント」をまとめました。
X100Vは、日常生活で「撮りたい!」と思った瞬間を逃さないでいてくれるカメラだと思います。
一眼レフで気合を入れた撮影をするのも、スマホで日常を記録するのもいいけれど、X100Vを持っていればふとしたときに生まれる特別な瞬間を特別なまま残せるのではないでしょうか。
最後、ちょっと宣伝文っぽくなってしまいましたが、とにもかくにも最高なカメラなので、今後もこのカメラででガンガン撮影していきたいと思います!
目次ほたる
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