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posiwill career体験②

前回は概要でしたので、
今回は私個人の具体的な内容を備忘録がわりに記します。
記載の内容は、主に自己分析にフォーカスしています。
一番印象的だった部分です。

前回の内容はこちらから


前置き


各面談の内容は、ある程度マニュアルがあるようですが、私の場合は過去を紐解くことと、日常のストレスケアの2点にかなり多くの時間を割いていただきました。

前回の記事に書いた通り、
受講直前は転職活動どころか、業務やキャリアについて考えるだけで眠れない夜が2か月ほど続いていました。

転職を1年ほどずっと考えていたのですが、自分がどうしたいのか、どんな条件で転職したいのかが分からず動けないでいました。
今すぐにでも会社から逃げたいのに。
と私はどんどん視野が狭くなり、自分で自分をがんじがらめに縛って苦しめていた、と今は思います。

私はポジウィルで、下記の目標を目指すことにしました。

(1)目標


①理想のキャリアの解像度を高め、納得できるキャリアを選び取る。
②自己分析と人から言われる自分像のズレをなくし、一貫した自分を知る。

上記目標を達成するにあたって、方法も決めました。

(2)手段


①自分の思考の癖を知ること。
②自己に関して、重要な要素を見つけて言語化すること。
③仕事選びにおいて、重要な条件を言語化すること。

以下では特に手段①と③にクローズアップします。

【手段①自分の思考の癖を知ること】

コーチングを通して、私は「自己肯定感が低い」傾向が高いと分かりました。直さなきゃな〜という自覚はあったものの、「でも本当に私は何もできないし...」という声にいつも負けていました。

自信を持って自分を認めてあげるため、「過去から原因を見つけ、自信をつけるために強みを探す」ことも課題にしました。

→一番救われたのは、コーチがめちゃくちゃ肯定してくれたことです!自分を責めてしまってもポジティブに言い換えて頑張りをたたえてくれました。悲しかったり苦しかったりした出来事も、見方を変えて気持のわだかまりを解きほぐしてくれます。

「◎◎さんはこれまでたくさん頑張ってこられたんだな、って伝わってきました。そこはちゃんと自分頑張ったんだ、って認めてあげてください。私だったら諦めて別の業務をしていたと思いますが、◎◎さんはその業務が根本的に大事だと思って取り組まれたのだと思います。それは◎◎さんだから出来たことですよ」

そう言われれば、そう…なのかも?確かに私が自分で考えて動いたことだな。私は頑張ったんだ、私えらい!って認めていいじゃないか、とコーチが向き合う勇気をくれました。

こんなこと話していいのかな、と思うことも聞いてくれますし、むしろ自信を紐解くヒントはそこに隠れている、ということがありました。

実際にコーチングを通じて、思わぬ過去にフォーカスすることになりました。私の自己肯定感の低さに加え、こうあるべきという思考傾向も課題として上がってきたのです。〜であるべき、というリミッターは、本音を言葉にする力を弱めていたように思います。

コーチ「人は幼い時の経験の方が強く影響を受けます。何か嫌な思いをした経験など、もっともっと過去に遡ってありませんでしたか?」

そういえば…と。
原因は、意外にも幼稚園時代にありました。

ある遠足の日、私はお弁当に入っていたデザートのゼリーが2つあったので、先に1つ食べようとしました。すると先生はデザートは最後に食べるよう指示し、ゼリーを取り上げました。私は、どうして母が用意したゼリーを先生が奪うのか?と困惑と怒りを覚えたことを、社会人になった今も鮮明に思い出します。一般的にはそうしないと思いますが、当時の私は先にゼリーを食べたかったのです。
今でこそ、好き嫌いで給食お残し常習犯の私だったので、先生は母の作った弁当を残させるわけにはいかないと思ったのかもしれない、とも考えられます。が、当時は人と違うと不快な目に会うという教訓になってしまっていたようです。結局その幼稚園はその後すぐ辞めているので、やはり強烈に嫌な経験だったのだと思います。

コーチングで過去を紐解いてもらい、人と違っていいんだと思えたこと&自分の感情を素直に吐き出せたことで気持ちがスッキリしました。
言葉にすると意外と薄っぺらい結果だと自分でも感じますが、そこに至る経緯と納得感には重みがあります。

【手段③仕事選びにおいて、重要な条件を言語化すること】

私は、自分がどんな人間で、どうなりたいのかのビジョンが曖昧でした。例えば、ちょっとスケート行きたくなってきた!という今この瞬間の感情はあるのに、仕事となると選ぶ基準がないので選べないでいました。だから現状の自分と理想の自分がどういうものか、コーチの力を借りて知ろうとしたのです。

求める条件としては下記のようなものが上がりました。
・英語を使った仕事
・取り入れたことを体系的にまとめる作業(誰かのため)

英語は幼い頃から好きでしたし、自己表現するのに欠かせないです。
まあ、日本語喋って怒られることはあっても、英語喋ってる時に怒られることはなかったから、というのも理由にあります。
コーチに指摘してもらって発見しました。
どんだけ怒られるの嫌いやねん!って感じですね笑。
また、マニュアル作りや、今こうして文章にまとめていることからも納得ですね。

逆に、下記のような
・正解がなくて、柔軟に対応する仕事
・トップを爆走する仕事
は避けた方がいいとなりました。

優柔不断で決断するのが苦手なので、その通りですね。
トップは爆走してみたいですが…笑
前に出るとめちゃくちゃ緊張してしまい、役割の決まったサポートをしていた時が一番自分らしく動けていたと思います。

最後に



個人的には、自分だけの取扱説明書をゲットできた気分で、言語化するコツと力を得られたとも感じています。特に、人から聞く自分と自分で思う自分の間に乖離を覚えることがあり、ここが解決しそうな糸口をつかめて嬉しかったです。適職診断などでも、色々やっていると矛盾することがあり悩んでいました。だって、どっちも正しい要素を含んでいるから。つい正解(結論)を探してしまっていました。結局自分のことは自分で解像度を上げるしかないみたいです。

いろんな方と話すことも大事だと思います。
本当にいろんな自分に出会えるから笑。
私個人的には、posiwill careerと良く似た方針を持っている、人材紹介会社のアサインのエージェントの方とお話ししたことも面白い発見がありました。(コーチングではなく求職者向けのサービスですので、区別して利用くださいね。)アサインの方とは、ストレングスファインダーについて話しました。双方から聞いた話が繋がっていく感じが、自分のことながら非常に面白かったです。


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