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身延線と富士山
静岡県富士と山梨県甲府を結ぶ身延線。
富士駅から沼久保辺りまでは頻繁に富士山を間近に見ることができる。
沼久保辺りから山の中に入り、芝川を発車して橋梁を渡るところでチラリと富士の姿が見える。そこからはしばし富士山とはお別れで、甲斐岩間まで行かないとお目にかかることはできない。
甲府盆地に入ってからはどこから富士山が見えるかはちょっとわからない。
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圧巻は西富士宮から沼久保の間から見る富士山。
西富士宮を出た電車は左へ大きくカーブしながら高度を上げていく。
今まで右に見えていた富士山が左車窓に見えてくると同時に富士宮の街並みと雄大な富士山の風景が広がる。
沼久保に近づくに従い、富士山は背後に回りやがて見えなくなる。
次に見える場所は芝川を発車した直後に右車窓に少しばかり。
そこからは身延を過ぎ、甲斐岩間に着くまでしばらくの間富士山とはお別れ。
その代わりと言ってはなんだが、左車窓に日本三大急流の一つ富士川が見えてくる。
三大急流とはいえ、大抵は穏やかな姿しかみない。
ちなみに、他の二急流は最上川と球磨川。
しかし、本当に日本一急流なのは富山の常願寺川ということらしい。
知名度が低いため、三大からは外されている…。
甲府盆地に入った電車はどこから富士山がみえるかは、チェックしたことがないのでわからない。
あしからず。
身延線には特急「ふじかわ」が走っているが、その走りはとろい。
カーブの多い路線で高速で走ることができない。
しかし、東海道線静岡―富士間のふじかわは驚くほど速く、興津駅でその通過を見た時はビックリするほど早かった。
まさにアッと言う間。
それもそのはず、3両しかないから(笑)
写真は2013年撮影