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【本の紹介】 思春期の…私を支えてくれた1冊。星野富弘 著 『風の旅』

私が思春期だった頃…

今から…40年前……中学生だった頃

多感だった頃……


私は…この本に出会った。


星野富弘さん。

『風の旅』


星野富弘さんは、中学校の体育教師として赴任した…わずか2ヶ月後に
クラブ活動の指導中に、誤って墜落。
首から下の自由を失いました。

絶望の淵から這い上がり…
入院中に、唯一動かすことのできる
口に筆を咥えて
文や、絵を描き始めます。

この本は、その作品集と、
彼と彼の周りにいる人たちの
愛と優しさに包まれた日常が書かれています。


13歳の…反抗期真っ只中の…
私の心を掴んで離さなかった1冊です。

心を揺さぶる…詩と

素朴で…力強く…生命力でしかない
花々の絵


思春期を支えてくれた1冊。

子育て中にも…

心が…ふてくされそうになった時も……

ずっと……そばにいてくれた1冊。


愛に溢れ、優しさに溢れ
目の前の…ちいさな幸せに
気付かさせてくれて

駄目な自分も…いいんだよ。と
心を救ってくれる。

そんな…1冊です。


なんとなく……ふっと、
思い出して
また、開いてみました。

ずいぶんと……久しぶりに……

そして、

星野富弘さんは………今、どうされているのかと思い……調べてみました。

今年の4月に亡くなられていました…

虫の知らせ…というのか
不思議な思いがしました。

御冥福を…心より
お祈りします。




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