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はじめてのベトナム

シンガポールは5/2,3がおやすみで4連休です。
そろそろ国境もあきはじめたので、赴任以来はじめての旅行かつはじめてのシンガポール以外の東南アジア上陸!ベトナムに行ってきました。

1.チャンギ空港からベトナム航空でホーチミンへ


事前情報として、シンガポールからベトナムに行くのはとても簡単ですぐに行けるよ!と聞いていたのですが、感想としては、意外と遠い。飛行機に乗っている時間は2時間ちょっとで福岡に行くのとたいして変わらないのですが、国際線なので空港に早めに行かなきゃ行けないとかいろいろ制限もあって、東京→福岡のようにはいかなかったです。

まずは、16時ごろのベトナム航空でホーチミンへ。諸事情から結構遅れました。航空機はかなり狭くてLCC?と思ってしまいました。とはいえ、リフレッシュメントらしき機内食はまあまあおいしいし、軽食ではおさまらないほどのボリュームはすごかった。そしてホーチミン到着時はタラップ降りたらバスで空港施設まで移動。久しぶりの体験だった。往復25,000円だし、まあいいかっておもう気持ちもわかる。航空会社じゃなくてチャンギの問題なんだが、搭乗直前の荷物チェックだから今回みたいに直前で出発が遅れるとチェック後の待機場所が人で溢れて、トイレにも行けないというかなり最悪な状況でした。離陸後のトイレがこみまくっていた。あと、機内にペットボトルの水を持ち込めないのはつらい。

画像1↑チキンヌードル

2.おいしいベトナム料理!スネイル最高!!

この日はいろいろあって夕食が大分遅くなってしまった。空港でSIMを買って、グラブをよぶ。ホーチミンの中心地District1に泊まったのですが、ベトナムも連休で混雑していてGrabがなかなか来なくて、通常30分くらいで着くところかなり時間がかかりました。
夕食はベトナム料理のお店へ。BBQとかがメインのお店だった気がするけど、貝がとてもおいしかった。

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↑お肉と不思議な葉っぱのサラダ

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↑わたしの大好きなスネイル

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↑フライドヌードル よくある味だがおいしい
夕食のあと、すこしだけ街をふらふら。屋台で駄菓子みたいなものをたべたけど、あまりおいしくなかった。ホテルに帰ったらもう0時過ぎてました。

3.メコン川プライベートツアーとタンディン教会とバインセオ

夜が明けて朝ごはんはホテルにて。とても安いホテルで朝食付きプランだったのですが、種類も多くてブンボーフェも食べられるし、なかなかコスパのよい朝食だったとおもいます。

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2日目はメコン川ツアー。
時間がもったいないので、プライベートツアーにしました。8時30分出発で連休の渋滞に巻き込まれて3時間近くかかってミトへ。そこから船でメコン川を渡っててこぎボートがある島まで行くのだが、大分興奮した。子どもの頃勉強したメコンデルタですよ!!!

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まああたりまえだけども陸目線だとデルタは目に見えないんだよな。広い川幅と島がみえるだけ、でもすごかった。
その後はツアーによくある無理やり連れていかれるはちみつ工場(かつセールス)→果樹園でフルーツ食べる(バナナがおいしかった)→てこぎボートでジャングル体験→ココナッツ飴工場→船でみなとに帰るという行程でした。その後お寺をみてごはんをたべて、ホーチミン着が15:30くらい。予定があって早めに帰りたかったので、ガイドさんが調整してくれてかなりありがたかった。ちなみにごはんはあまりおいしくなかったな。そして、レストランで英語が通じない。ミトについてからごはん食べるまで蚊がたくさんいて、虫除けスプレーや手に巻き付ける装置を駆使したけど、暖簾に腕押しだった気がする。ホーチミン市内もホテルも本当に蚊が多くて、耐えられないくらいでした。わたしはうつ病になりそうだった。

ホーチミンにもどってからは、ローカル感満載な名前のわからない市場に行ったり、かわいいピンクのタンディン協会とその近くのバインセオやさんにいきました。お腹が減らずにこの日はHuynh Hoa Bakeryのバインミーをテイクアウェイして夕食かわりにしました。全部入りにしたら重かった...翌日のニューランの方がわたしはすき。バインミーは食べきれずに半分をホテルのフロントの夜勤のかたにお裾分けしました。

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この日の夜からお腹が痛くなる。一緒に行ったこも翌朝から腹痛をうったえる。ミヤBMで乗りきったけど最終日シンガポールに着くまでずーっと何かものを食べるたびにお腹が痛くなっていました。

4.ニューランの絶品朝食と街歩き、しめくくりはACL

3日目。
この日は終日フリーなので、行きたい場所をピックアップして前日の夜行程をくみ、準備して臨みました。
5時起床、6時出発。
朝ごはん(ニューラン)→カフェでベトナムコーヒー(ルナムビストロ)→路上マーケット→ベンタン市場→お土産のチョコレート購入→高島屋→ホテルで休憩→District2で食器とビールを買う→アオザイを探しに行く→ホテルにもどってランチ代わりにアフタヌーンティー→マッサージ→夕食→ACLマリノス戦観戦→ホテル着就寝
ニューロンでの朝ごはんがとてもおいしくて、非常にやすかった。注文したのはとりおこわとバインミー。このとりおこわは食べたことがないくらいおいしかった。チキンフロスってほんとはこんな味なんだ!ってびっくりしました。まったく関係ないチリもおいしかったし、メインのハムとかパテとかは感動するくらいおいしいです。おすすめ!

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お次はベトナムコーヒー

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練乳フォームがベトナムミルクコーヒーの上にのっていて、おいしかった。意外にも甘すぎない味でよかった。そしてこのお店は、クーラーも効いているし、お店のかたも親切で英語も通じる。本当に癒しのような存在だった。
ベンタン市場までの道のりで路上マーケットを見つけてふらふら。なかなかおもしろかった。

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ベンタン市場→チョコレートを買いにレジェンダリーショコラティエ、メゾンマルウ、高島屋を巡回→ホテルへ。チョコレートは、メゾンマルウの食べ比べをおみやげに、ボンボンショコラを自分たち用に購入。このあたりが腹痛のピークだったのだが、高島屋はトイレがきれいで本当によかった。ここで雨が降ってきたので、雨やどりをしつつショッピングしました。
つづいてDistrict2に向かいます。移動はGrabね!シンガポールのIDのままベトナムでもつかえました。お土産にクラフトビールを買いたかったのだけど、ピルスナーが売り切れで断念。かわいい食器を記念に買って帰りました。雰囲気が西洋っぽくてステキな街並みでした。シンガポールでいうとデンプシー、日本だと白金らへんのイメージだけど、歩道が最悪。
さすがにお腹が減ってきたので、ホテルのアフタヌーンティーで腹ごなし。そんなに種類はなかったけど、こういうものを用意してくれるのはありがたいですね。
マッサージはアロマコース90分500,000ドンと破格。でも英語がまったく通じず、身振り手振りでのりきる。この日歩きまくった疲れもすこし解消されました。
この日の夕食ははずれ。川のそばで蚊がやまほどいたし、お料理もそんなにおいしくなかった。カニのカレーソースが甘くてほとんど食べられなかった。福井三国で食べたゆで越前かにかなうカニはなかなかない。

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ここでこの旅いちばんのイライラポイントが!ごはんがおいしくなかっただけではなく、かえりのタクシーがまったく来ない。Grabじゃらちが開かずに、タクシー会社に直TELしてきてもらうまでに40分かかった。ベトナム語はなせる人がいないとこの状況は切り抜けられなかったと思います。夕食後行く予定にしていたACLの試合は前半終了する頃にやっとスタジアムに到着できました。海外でACLをみるというなかなか貴重な経験ができてよかった。遅刻したから点とるところはみられなかったけど、しかたない。この日はだいぶ予定を盛り込みまくったのでつかれたなぁ。

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↑トンニャットスタジアム マリノスは引き分けでグループリーグ通過!

5.最終日の4時間強でラストスパート

さあ、最終日。
朝ごはんはパークハイアット。本当はブッフェが食べたかったんだが、宿泊者以外はだめらしくカフェゾーンでアラカルトを注文。わたくしはCom Tam(ポークチョップライス)にしました。きれいで、おいしかった。このポークはこの旅で食べたお肉のなかでいちばんおいしかったです。

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このあとアオザイを買いにタンディン市場周辺へ向かう。前日探した際におみせが見つからず、再チャレンジ。オーダーメイドする時間はないので、既製品を探してなんとか購入。コープでお土産のビールを買って、ニューランで自分たち用にパテやらごはんを買う。ずっと気になっていたいつも混んでいるカフェでお茶とコーヒーをテイクアウェイしつつホテルに帰って、荷造りして、空港へ。なかなか慌ただしい半日だったけど、うまく時間を使えたとおもう。かえりは空いていたので20分くらいで空港に着けました。

6.ホーチミンからシンガポールへ


空港では、チェックインカウンターでSGAC、vaccination certificate、EPを確認されました。PCRやARTなどの出国前のテストはなし!意外とすんなり時間もかからずに出国まで通過。空港がとても小さくて、免税店やお店もあまりないので中で時間を潰すのはなかなか厳しいかなと思いました。この空港はチャンギと違って出国前に一定量以上の水は没収。出国後に買ったお水は300円くらいするけど、買えるだけまし。ちなみに空港周辺はめちゃくちゃ物価が高いらしく、空港でものを買っちゃだめだよ、とベトナム人の知人からアドバイスがありました。
かえりの機内食軽食はビーフライス。

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おいしかったです。わがままいっちゃいけないんだけど、機内サービスドリンクに炭酸水があるとうれしいんだけどなぁ。ホーチミンでも味のない炭酸水はあまりみかけなかったような...。そんなこんなで、シンガポール入国。自動ゲート5秒で通過!本当に便利!!チャンギ空港はすばらしく快適でした。

帰宅して食べたニューランのハムとおもちのセット。おもちもハムもめちゃおいしかった。ベトナムハムの味が違った。ひとつあたり100円もしないのがまたステキ。

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7.まとめ


はじめてのベトナムでしたが、とにかく人がみんな親切でやさしい。ごはんは事前に聞いていたほどすべてがすべておいしいわけではないけれど、貝や野菜がとても新鮮で味や香りがシンガポールとは全然違って、おいしいものがいくつもありました。でもお店はちゃんと選ばないとだめなんだろうな、とはおもう。マッサージはじめ物価はとてもやすくてよかったです。幸運にもなにも起こらなかっただけかもしれませんが、治安もよいと感じました。
とはいえ、シンガポールと違ってクーラーのない生活やお店やそこらじゅうに蚊や虫がたくさんいる環境はなかなかきつかった。蚊よけグッズは必須です。ひさしぶりに言葉の壁にもぶつかり、日本にくる外国人旅行者にも申し訳ないなあと自国を振り返るきっかけにもなりました。日本人も簡単な英会話をもっと勉強した方がいい。あと街がきれいじゃなくて、街歩きしにくい環境だったことも新鮮だった。道がきちんと整備されていなくて歩道なき道を歩いたり、バイクにひかれそうになりながらなんとか遂行していたかんじ。ビーチサンダルで歩いたら3時間ごとに足とビーチサンダルを洗うことになるくらい汚れる。あと、横断歩道はあっても信号がなくて車とバイクの合間をぬって道を渡るのでほんとうにすごくむずかしかったし、危険だった。旅のさいごに飛行機でとなりの席だったベトナム人女性が話しかけてきて、「旅行ホーチミンだけなの?ホーチミンは働く場所であって旅行にくる場所じゃないよ。ベトナムにはリゾートがたくさんあるからそっちに行きなよ!」的なことを言っていて、たしかに...と。いままさに発展中なので数年後はもっと快適な街になっているのでしょう。
とはいえ、総じて貴重な体験ができたよい旅だったと思います。東南アジア初心者にもやさしく、安全で、よい思い出ができました。ほかの国に行くのがすこし不安ではあるけれど、引き続き開拓していきたいなという所存です!

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