見出し画像

パリの旅

2泊3日パリの旅もきょうでおわり、シャルル・ド・ゴール空港でマンチェスター行きの飛行機を待っています。

パリはとにかく治安が不安。なので行くのを渋っておりましたが、オリンピックに備えてだいぶ治安がよくなったとの情報を聞き、今回行くことにしました。パリ8区の街中で裸の男性が叫びながら歩行者に駆け寄ってきて警察に捕まえられたところ(18:30頃、ぜんぜん明るい)を目の当たりにしたり、地下鉄に乗ると半分くらいの確率で大声で叫んでいる人や喧嘩をしているひとがいる、というシンガポールとはまったく違う環境でしたが、いまのところ大きな問題はなく空港までもどってこられてよかったです。すごく街の景色はきれいですし、人々も親切です(シャルル・ド・ゴールの数名除く)。英語しゃべっちゃダメとか都市伝説ですね。ホテル、お店、観光地、交通機関、みんなめっちゃ英語しゃべってくれました。そしてみんなすさまじく上手。まあこちらはなんども「Sorry. I don't speak French.」と言いましたが、みんなすぐに英語で話してくれました。わたしも最初はBonjour, 最後はMerciとしていましたが。もちろん、スペインではHolaとGraciousだけはスペイン語で話しました。フランスもスペインも、相手はThank youって言ってくれますけどね。

そんなこんなで初日!バルセロナで3時間待ったあとパリCDG空港T3につきました。ここから何でホテルまで行くか迷いに迷ったのですが、タクシーは安全だけど高い、空港への電車は危険だから乗るなと弊社フランス支店から文書が出ている、というわけで、もうバスしかない。Roissy busをつかいました。T3は始発なのでがらがらでしたが、次々とT2からお客さんが乗ってきました。きちんと荷物おきに荷物をおいて、席を確保することが大切だと思います。チケットは券売機にて買わされました。このあたりはぜんぶ英語でやりとり。たぶん車内でも現金で買わせてくれるはずだけど、券売機で買えと言われた。券売機は英語表記にして、普通に買えると思います。カードと現金がつかえました。Navigo easyで買うと少し安いので、持っている人は購入時に使うとよいと思います。T3はarrivalからバス停まで遠くてけっこうあるくのと、他のターミナルでお客さん乗せるのに20分くらいかかってから高速のるので合計1時間20分くらいかかるのが注意です。
で、なんとか、パリ市内につきホテル到着17時くらいかな。今回はこの旅のなかでいちばんよいホテルでした。お部屋の広さも設備もお値段も。とはいえ、高級ホテルじゃないですけどね。場所がかなりよくて地下鉄まで5分くらいだし、ルーヴルまで歩いて15分くらいだし、スーパーも近くにあるし、ほんとうに便利でした。ホテルの方もめちゃ親切でした。
荷物をおいていざ観光へ。パリは他と違っていくところがたくさんあったので、時間を無駄にしないようGoogle Mapと仲良くしながらがんばりました。
初日は、ホテル→コンコルド広場→凱旋門→エッフェル塔→ホテル、コンコルド広場から凱旋門以外はすべて歩きです。この初の地下鉄で大声で叫びながら閉まりかけたドアをこじ開けて乗ってきた少女軍団に遭遇。そのうちひとりがわたしのとなりに座ってきてこわかったよ。チケットは、窓口でNavigo easyを購入して10回券をトップアップしてもらいました。カードでお支払。

エッフェル塔
街がおしゃれ
シャンゼリゼ通りかな

この日はかなり歩きましたね。サンセバスチャンで乾かせなかった衣類をホテルのシャワー室にあるあの熱くなるやつでぜんぶ乾かす。あれ最強だわ!夕食は近場のカフェでたべましたが、けっこうおいしかったよ。とくにドフィノア!

オニオンスープ
ステーキとドフィノア

2日目は、疲れてぐだぐだしていたのだがそれももったいないとおもって、どうにか動こうとする。この日いこうとしていたポンピドゥセンターとサントシャペルの予約をしていなかったので、当日朝に急いで予約。このせいで効率的なまわりかたができなくなりました。バスティーユ広場→ボンマルシェ→ポンピドゥセンター→サントシャペル→ホテル(充電)→ルーヴル→スーパー→ホテルの行程。地下鉄とバスと徒歩です。サントシャペルはなかなか混んでいる上に並ぶ列もわかりにくく、30分おしで入場。ルーヴルもオルセーもサントシャペルも30分刻みの予約なので、各時00分の人と30分の人の2列にわかれてならんでいます。自分の列がどちらかを先に調べて並ぶことが大切です。ボンマルシェでかったバケットサンドがランチ。ルーヴルは広くて迷ってしまい、見たいものがみられず断念。エジプトゾーンがまるでエジプトで興奮!しかし、これは略奪なのかなぁとか、この首だけの彫刻があるということは身体だけがエジプトのどこかの遺跡にあるのかなとおもったら少しかなしくなりました。アンコールワットで身体だけの仏像をたくさん見たのでちょっとね…。そんな事実はないのかもしれないが、いろいろ考えました。でもあのエジプトエリアはマジですごかった。

ポンピドゥセンター
サントシャペル
サモトラケのニケ(ルーヴル美術館)

この日の歩数は3万歩こえです!ルーヴルほんとうに大きい!!

最終日は、ヴェルサイユ宮殿とオルセー美術館です。ヴェルサイユ宮殿は遠いので時間を無駄にしたくない!と思い、ツアーに入りました。エミトラベルさんというところで、8:10集合→13:10解散のなかなか効率的なツアーだと思います。バスでヴェルサイユ宮殿に行き、観賞後はマルシェまで歩いて移動、バスでパリ市内までもどるという感じです。途中詳しい説明をしてくださったり、この日の昼食場所のおすすめ教えてもらったり、よかったです。ヴェルサイユ宮殿でよかったのは、庭園と礼拝堂です。

庭園は2階から美しく見るようにつくっているそう
礼拝堂2階から
国王や貴族が見ていた光景

ガイドさんおすすめのレストランles antiquairesでランチ。どうしてもタルタルがたべたかったので注文しました。ケチャップ味だったんだが、どこもそんな感じなのだろうか。塩コショウとかがよかったよ。無知ゆえの失敗。アーティチョークサラダはおいしかったです。

アーティチョークのサラダ
タルタル

気を取り直してオルセー美術館へ。わたくしはここ気に入りました。すごくよかったです。作品も混雑具合もほどほどで見やすかったです。また見に行きたいな!

景色もきれい
断面図

かえりもロワッシーバスで空港まで。オペラのとなりにバス乗場があるのですが、券売機が壊れていてチケットが買えず。オペラの駅でNavigoにトップアップしてバスに乗りました。このときに10回券を買ったのにバスに乗れないどうしたらいいんだ?とバスに乗りたい外国人に聞かれる。10回券じゃなくてロワッシーバスのチケットを買わなきゃだめよ、と教えてあげました。その後まったく同じ話をドライバーさんが英語でしていたので、バスのドライバーさんも普通に親切だと思います。ちなみにその人はチケットが買えずバスには乗れなかった模様。そいういえば、行きにも外国人に「パリ市内までバスで何分かかるか?」って聞かれたな。T3からだと1時間強なのでその旨はなしたけど。なんでわたしに聞くんじゃい!わしもパリは初めてなんだよ!!とおもった。バスや電車の乗り方は行った人がまとめてるし、所要時間はGoogle Mapでわかるのに…。なんかよくわかんない。でも他の人と旅行すると、たしかにみんなすぐ人に聞くんだよね。スムーズな移動のためには事前に調べるのも大切だとおもうけどな。事前に調べてもスムーズには行かないこともおおいし。わたしは旅行計画段階で各都市の空港から市内への移動と公共交通機関の乗り方(キップの買い方、ICカードの使い方、電車の乗り方など)をしらべて、また都市移動の直前に再度調べてから観光していました。さておき、この日は市内が渋滞していて、T1まで1時間以上かかりました。時間はあくまで目安ですね。そして、出国がマジでひどかった。自動ゲートを使えなくしていて、1時間以上並んだ。そして、前に並んでいたリオに行くブラジル人がなんども荷物を落としていたので拾ってあげた。きのうの飛行機にのるはずがキャンセルになり、空港ホテルに泊まったそうだが、その料金は自腹だそうで5時間航空会社と電話したらしい。もう落とさないようにバッグにしまったパスポートがどこにいったかわからなくてなってしまい、あなたバッグのなかにいれたよ、と教えてあげたりもした。途中でチョコレートをくれました。面白い人だったな。

もらったちょこ

マンチェスターへの飛行機のなかではお隣のリーズファンのかたともりあがり、ずっとしゃべっておりました。スイス出身で7か国語しゃべれて、いまは日本語を勉強してるんだってさ。わたしなんて日本語しかしゃべれないのに…。すてきな方でした。
そんなこんなでマンチェスターにつきました。きょうはいつもと違うホテルなのであれですが、あしたからはおちつくはず!
いろいろがんばるぞ!!

そういえばパリのオペラ近くで買ったチョコレートがとてもおいしかったので追記。

JADE GENINさんのチョコ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?