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未経験からのファッションライター

こんにちは。

ほっとです。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

元営業職からファッションライターなう。ライターになるまで・なった後の苦労話や裏話、スキルアップのための勉強法について書いているマガジンです。初回はファッションライターになるまでの経緯を書いていきます。




ライターに興味をもったのは、25歳を過ぎた頃。

結婚を考えて、前の営業職を辞めた頃。子育てをしても自分の融通が利く仕事をしたいと考えるようになった。「在宅」とか「ノマドワーカー」とか、自由度の高い働き方をしたい。自分のやりたいことと働き方を照らし合わせて考えた時、気になったのが「ライター」「コピーライター」という仕事。


もともと書くことは好きで、日記は15歳の時から書き続けている。好きな書く仕事で、好きな場所で、好きな時間に仕事ができたら最高じゃん!!!そう思って、ライターを目指すことにした。

理想と現実は異なるのが常。未経験からライターになって食べていけるようになるには3年ほどかかった。楽しくなってきたのは、ここ数ヶ月。そんな私が、この3年、どうやってライターで食べていけるようになったのか、どうやって好きなことを書けるようになったのか、を書こうと思います。

1.そもそもライターとは
2.溢れる「ライター募集」
3.未経験の厳しさ
4.「マニュアル通りのライター」から「好きなことを書くライター」へ
5.「ライティング」+αで単価アップ

1.ライターとは

そもそもライターには主に2パターンあるらしい。

「ライター」と「コピーライター」だ。


一般的に、コピーライターの「コピー」とは、広告文字全般のことを指す。

コピーライターは、ポスターや電車の中吊り広告、チラシなど、あらゆる広告に書かれる言葉を作る仕事。広告の目的は企業やブランドイメージを高めるためであったり、商品の宣伝のためだったりとさまざま。

ライターは、おもに書籍や雑誌、フリーペーパー、Webサイトなどに掲載される記事を書く仕事。※career gardenより抜粋

もともとは出版業界から生まれた「ライター」という仕事も、webの普及に伴って、今ではwebライターと呼ばれる人が増えた。webライターの単価の幅は広い。1文字1円以下の仕事から、1記事数万〜数十万のものもある。単価の差は、後述するが、経験やスキル、無名か有名かどうか、の差。

2.溢れる「ライター募集」

ここ最近職業を聞くと、「ライター」と名乗る人によく会うようになった。それだけwebメディアの数が増え、ライターの需要が増えているということなのだろう。

ただ、それと同時にライターの格にも変化が起きているように思う。スキルがなくてもライターになれるようになった。企業がマニュアルを大体用意しているから、それに倣って書くだけ。誤解を恐れずに言うと、誰でも「ある程度は」書けてしまう。すると、ライターの格は下がる。

私も職業を聞かれて、「ライター」と答えたことがある。「なんのライターですか?」と聞いてくれる人もいるが、あまり興味を持たれないことも多いな、と思う。きっとあまりにも増えすぎたのだろう。

「ファッション専門でライターをしていて」とか「◯◯っていうメディアで◯万PV以上の記事を書いています」などと付け加えると、多少反応が変わる。書くという作業も、PV数や専門分野があると価値が上がるのだな、と感じる。

これからはどこにでもいるライターでは食べていけない。なにか尖ったものを持たなくては

3.未経験の厳しさ

未経験から始めるのはとても厳しかった。理想と現実は大きく違った。経験もスキルもない私が「ライター募集」という記事を見つけては応募をしても、あるのは安価なものばかり。前述したような、マニュアル通りに書くものだ。条件の良いものは実績が問われる。2000字ライティングで1,000円でも割と良い条件に思えた。

ライター未経験に2,000文字のライティングはなかなかきつい。某大手企業が運用する某メディアのライティングで、何ページにもわたるマニュアル。そして書きたいものを書けるわけではない。老後の健康のこととか、冬の健康対策のこととか。今まで考えたことのないテーマも多い。

好きな場所で好きな時間に仕事ができても、書きたいことが書けないと、全然楽しくない。食べていけるだけ稼げなかったら意味がないし、このままでは書きたいものを書ける可能性を感じない。ただ、なんの経験もないド素人が、好きなことを書かせてもらう機会がないのは当然。

だから、ブログとSNSを始めた。

ファッションが好きで、ファッションについて書けるという実績をつくるには、ブログは始めやすい。アカウントさえ作れば、誰にでも門戸が開かれている。

そして、ファッションライターとして活躍している人を見ると、たいていブログの読者が多いことに気が付いた。(最近はSNSのフォロワーが多い)なるほど、ブログを書いて、ブログが支持されたら、ライターとしての仕事が来るようになるかもしれない!という仮設の元、すぐに気持ちで書き始めた。ブログとあわせて、SNSも投稿し始めた。

4.「マニュアル通りのライター」から「好きなことを書くライター」へ

ブログやSNSは投資だ。いや、投資だとしたら利益の出にくい投資かもしれない。本当に好きでなければ、続かないと思う。利益が出るまですごく時間がかかるし、出るようになるかさえ、わからない。

だけど、自分の名刺代わりになるのは間違いない。

なにをしている人なのか、なにを考えているのか、なにに興味があるのか。ブログを読んでもらったらわかるようにしておくととても便利だ。特に、自分のホームページを持たず、露出をあまりしていないうちは、自分の名前の検索でブログが上位に表示される。書かない手はない。


ただ、書けども書けども読者は増えないし、PVも上がらない。これにはいくつか理由があったと今でこそ思うのだが、当時は闇雲に毎日書いては落胆していた。


全然好きなことを書く機会を得られず、「脱毛について」「ダイエットについて」「保険について」などの記事を書いたり、経営者にインタビューしたりしていたところから、好きなことを書けるようになるきっかけになったのが、SNSだ。

とあるメディアからメッセージが届いた。ライフスタイルのキュレーションメディアでファッション部門の記事を書いてほしい、という依頼だった。

今までとは明らかに条件が違った!!1記事1,000円〜だったものが5000円〜に上がった瞬間だった。

プロのライターからすると安価かもしれないが、私にとっては快挙だった。初めて作戦がうまくいった!と思った。専門性を高めて、自分だけにしか書けない記事を書き続けることで、好きなことを書かせてもらえるようになる。

5.「ライティング+α」で単価アップ

様々なライティングを経験しているうちに、もうひとつ、単価を上げる方法に気がついた。それは、「ライティング+α」をすること。プロ級の腕でなくても、少し写真を撮るのが得意です、とか、企画出しからするのが得意です、とか。それをするだけで、1記事数千円だった単価が数万円になった。

これは今やっているファッションライターも同じだ。

自分で写真を撮って、記事と一緒に納品。企画と一緒に納品することで、ライターの母数がぐっと減るのだろう。

私は今、専門性を高めて、ブログやSNSで自分をブランディングして、

ライティング+αをして、お金を稼いでいる。もちろん、もっと稼いでいる人はいるけれど、私はこれで、食べている。

きっとライターに限らず、どの仕事でも同じ法則が当てはまるのだろうなあと思う。未経験の時はなんの肩書きもないから。まずはいろいろやってみて、ひとつのスキルだけだと、代わりになる人は沢山いるから、スキルとスキルを掛け算して、価値を高めていく、ということだと思う。


あ、ちなみにお気づきの方もいるかとは思うのですが、ライティングスキルはまだまだ勉強中で。ファッション誌のライティングとまたこういう文章は少し違うので、、文章読みにくい点、多々あるかと思います。カジュアルにゆるっと読んでいただけますと幸いです。

またライター事情、書いていきます。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

では^^





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