リアルな経済統合

我が国には今、TPP11協定(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)、日欧EPA(日EU経済連携協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)という3つの経済統合が成立へと進んでおります。

TPP11は最初、日本にマイナスの影響が大きすぎると、危険視していた人も多かったのでありますが、しかし米帝の離脱より、結果的に日本は環太平洋において、EUでのドイツ、NAFTAでの合衆国、ASEANでのタイ、のようなポジションに就くことになったのであります。これが日本の経済や外交・安全保障の助けにどれだけなるかは、計り知れないものがあります。

しかし油断してはなりません、日欧EPAとRCEPという経済統合において、勝者する国家は存在しないのであります。ISD条項等で国家主権は奪われ、国境を超えた国際資本だけが唯一の勝者となります。

つまり少数の国際資本家にだけ富が集まり、庶民には富が流れてこない不公平な世界になるということなのであります。

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