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代表に就任して約1年の雑感など

どうも。
歌舞伎町ホストクラブ「ショコラ」在籍


ねこやしきって変わった源氏名でやらせてもらってます。

現場の長として約1年が経とうとしているので、
拙い文だとは思いますが、
振り返りをnoteに記すことにします。

まず簡潔に成果として、
・在籍キャスト数38名→60名OVER
・平均の店売約160%増
・年間合計指名本数約185%増
・1000万プレーヤー在籍数11名

と思い返せば、コロナ禍という制限の中で
まずまず戦えた数字かな。
と個人的には思っています。



語弊がありそうなので補足させていただくと、
満身創痍、手放しで満足できる結果だったか?
と言われると正直YESとは言えません。

「もっとこうすればよかった」
「ここは改善できた」



毎日がそんな失敗体験と成功体験のくり返えしで、頭を悩ませながらも今に至ります。


有難いことに今月も直営内で首位と、
連続で1位を取っていたりすることに対して、
大勢の方からお褒めの言葉をいただけることは
光栄ですが、


そんなチラシの裏に書くような
独りよがりの自慢話をしたくて
noteを書いているわけではございません。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

まず最初に。


月並みな言葉となりますが、
足を運んでくださった姫の方たち、
本当にありがとうございます。


色んな意見があるとは思いますが、
私見で言えば、

どこまでいってもホストは貴女達ありき
ご飯を食べれていると思います。

僕たちは楽しい時間を提供できていますか?
もっと考え抜いて、動いて、模索していきますm(_ _)m



そしてキャスト。
プレイヤーで背中をみせてくれる幹部。
運営を守るキャッシャーやフロアの内勤。
そして毎日悔しい想いを食いしばってついてきてくれる、これからのスター候補生。


新米の代表についてきてくれてありがとう。
ポンコツなエピソードを織り交ぜて、
自虐をしたい所ですが、
話が脱線するのでその話はまた今度。


本題。


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そもそも何故このような結果を出せたのか?

僕なりに考えてみました。


勿論、要因として
上記の姫やキャストの支えが
大大大前提ですが、
今回はちょっとばかり
運営的な話です。



まず第一にメディア。
冬月グループは広報の力が歌舞伎町でも屈指のレベルだと言われます。
では店舗単位でいったらどうでしょう?


「もっともっと有名なホストを輩出したい!」
と、どの店舗の代表もそう考えていることでしょう。


そんな疑問を誰よりも早く追及し
「実現」したのは、

・水無月涙 代表代行
・工藤新一 支配人

この2人でした。

涙で言えば、
ふゆマニというyoutubeチャンネルのメンバーとして、
当店 副主任 湊カナエを引き連れ、
更にはホストTVやホスロジなどへの露出など
各方面で知名度を伸ばし、
セルフブランディングに関して
最前線で戦い、結果をだしています。




新一に関しては、
ホスラヴというyoutubeチャンネルを設立し、
開始約半年にも関わらず
登録者数1.7万人を達成。

副主任の心綺麗、幹部補佐の冴羽

そして副社長の美虎夏希と共に、
身をもってメディアの破壊力を証明してくれています。

紹介しようと思ったら、
サムネイル最低にお下劣ですね...ww


というわけで、
成功要因の1つ目は、
2人が能動的に考え、主体的に動き、
ショコラの知名度がより強くなったということを僕は伝えたいです。



きっとみんな頭では分かってるんです。
「youtubeやらなきゃなー」


でもやらないし、続かない。
それを体現した2人の功績は大きい。
2人がいてくれて助かりました。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


第二に、自由主義的な文化。

時代は変わっているなあと
一番肌に感じる部分がこの点で、

ただでさえ個が強いプレイヤーが
生き延びていくこの業界で、
優秀なキャストや人材が集まると、

「俺はこうしたい」「俺はこう考えている」

と意見の坩堝に飲まれていく店舗様が
いかに多いことか。


営業後の不要なミーティング、
暴力や権威での無骨なマネジメント、

そんな体育会系のような、
ホストクラブの在り方が、
ゆっくりと時代のうねりの中で
徐々に古くなってるのだと、
僕はそう感じています。



もちろん絶対的な軸のルールはあって然るべきですし、チームワーク、調和など、
日本的な熱い友情や思いやりはさておき、


個人のパワーを最大化させる、
という意味では、
個性を殺すような同調圧力を捨てる判断は
間違えていなかったのかなと思います。


簡単に言えば、


俺たちファミリー!みたいなお店、
楽しそうですよね?


でもそういうお店に限って、
「あれ?あの人あんなに中心人物だったのに辞めたの?」
ってことが良くあるんじゃないかなと。


僕はそういう仕事場での絆ってのは
インスタやSNSで撒き散らす
ハリボテであって欲しくない。


勝負の時だったり、本当にしんどい時に
寄り添える仲間がいれば良いと僕は考えます。


無駄に群れて傷を舐め合ったり、
都合よく使われるヘルプや、
先輩の肝臓になるキャストなんて
強制するものじゃない。

営業終わったあと大勢のキャストが
店で潰れて「よく頑張ったね」


???


思考停止してそれを美しいとするなんて、
正直古いです。


もちろんワイワイ騒ぐのもたまにはいいですけどね( ー̀֊ー́ )

時にはそういう日があったっていいじゃない。
そんなレベルです。

俺たちはサパーと同じ土俵で戦ってるわけじゃない。(単に役割が違うという意味で。)


そんなこんなで、
ショコラはいままでの常識を常に疑い続けて、
新しい「当たり前」を作っていけたらいいなと考えています。


ちょっと熱くなりすぎて、
長くなってきたので、
続きはまた今度。


と終わる前に、閑話休題。



クロエの星咲五奏代表がオススメしていた、
ブルーロックっていう漫画。


これがめちゃくちゃ面白い!


サッカー漫画なんですけど、
あらすじというか中身は、
「チームワーク?ナニソレ美味しいの?」
ですw


いままで良しとしていた価値観を
いい意味で破壊してくれるそんな漫画です。


スポーツ漫画によくある友情賛美ではなく、
もっと深いテーマを扱っていて、


「エゴイズム、自己中心的なプレイ」
その中で生まれるスターの成長ってな感じですね。

スポーツ、ホストに限らず、
結果主義の世界では
特に通じるものがあると思うので
是非手に取ってみてください\( •ω•´ )/


言葉選びが天才。痺れます。

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