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球春到来

※大好きなプロ野球についてのお題!ということで、かなり長く、暑苦しい文章になりました...
お付き合いいただける貴重な方、ごゆるりとお読みいただけると幸いです※

球春到来

プロ野球ファンにとって二度目の正月、キャンプインから既に三週間経とうとしています。
キャンプが終わって、来月には三度目の正月、いよいよ開幕。

なんだか本当にあっという間ですね。

今年もキャンプ初日から、夫共々、贔屓球団である阪神タイガースの様子を随時チェックしたり
スポーツニュースで他球団の様子を観たりという日々です。

まずは、どの球団の選手、首脳陣、球団関係者の方々も無事に怪我なく元気に開幕を迎えられるよう願うばかりです。

今年の目標/ファンとして望むこと

今年の阪神タイガースのスローガン。
(ヘッダー画像は、阪神タイガース公式からお借りしました)

挑(む) 超(える) 頂(へ)。

今季は例年以上に インタビュー等でも
どの選手も口を揃えて目標とするように
やはりセ・リーグの頂、優勝が最大の目標です。

特に昨年は、首位 読売ジャイアンツに大きく離された形での2位。

今年こそ、優勝をファンとしても本気で目指すべく応援したいからこそ、敢えて言いたいこと。

今年は、失策(エラー)をとにかく減らしてほしいです。
あの場面でエラーがなかったら...そんな風に思えた試合は一昨年も昨年も沢山ありました。

課題、目指す数字等は各々あるかと思います。
けれど、どんなに実力を持った選手が居ても、
チーム全体の力がより強くならなければ、そう簡単には頂には立てないと思っています。

このポジションはやはりこの選手でこそ!と思える、納得できるスタメンで見れたなら本当に嬉しいですね。
打ってほしいという気持ちと共に、守備でも、ワクワクする、魅了されるプレーが今年は更に多く観られるといいなと願っています。

残念ながら、昨シーズンで引退、移籍した投手/選手もいたりと、正直ロスは未だにあります。

けれど、ドラフトや移籍で、新たに仲間入りした投手/選手達も多く、純粋に活躍が楽しみでもあります。

キャンプ中継も録画を全て隈無く観ることができている訳ではないのですが
現段階で個人的に 期待している 野手、投手を挙げたいと思います。

期待している選手:野手編

・髙山俊選手
・梅野隆太郎選手
・近本光司選手

ルーキー、若手、新外国人選手等々、キャンプでも既に楽しみな選手は沢山います。

そんな中でも、あくまでも個人的に今年更に期待したい野手は 髙山選手、梅野選手、そして近本選手です。

髙山選手。

出来ることなら、彼を開幕スタメンで見たい。
開幕に名前を連ねないとしても、今年こそは一軍での更なる活躍を期待したい。
その思いがとても強いです。

二年目以降、調子を下げてしまい、いつしかドラフト1位選手、新人王の輝きも失っていくのは辛いです。
彼自身、ファンの想像以上に歯がゆく、辛い思いも沢山経験してきたことと思います。

今年の髙山選手は、一味違うんじゃないか?
なんとなくですが、打席に立つ姿や、バッティングフォームをキャンプで見たときに無意識に私はワクワクしていました。

今年は期待の大きい新人選手の存在もあります。
けれど、だからこそ、負けていられないぞ、という気力とも言うべきか、そんな雰囲気が練習風景からも感じる場面がありました。
そんな気迫を、一戦でも多く観れたらと願ってなりません。


梅野隆太郎選手。

強いチームには強いキャッチャーが必ず存在する。

昔からよく言われている通り、近年では特に福岡ソフトバンクホークスの甲斐選手は多くの注目を集めました。

以前、関東でも放送された民放バラエティー番組の野球選手特集に梅野選手が出演した時のことは今でも忘れられません。
番組の流れとしては、甲斐選手の代名詞とも言える「甲斐キャノン」の名場面を多く流していました。

そこで我らが阪神の梅野選手は、淡々とこう答えたのです。

一応僕にも、梅ちゃんバズーカっていうのがあるんですけどね。

そう、梅ちゃんバズーカ、 すなわち 梅野選手の強肩が成す返球も贔屓目を抜きにして素晴らしいのです。

今は亡き、名将 野村克也氏(元ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、楽天イーグルス監督)がこんなことを言っていたことがありました。

梅野はとても勉強熱心だ。
わざわざ、解説者の立場の俺(野村氏)のところに来て、色々教えてほしいなんてお願いしてきたのは彼くらいだよ。

責任感も強く、選手、ファンからも慕われる梅野選手。

昨年も怪我が完全に治っていない状態でチームに復帰。
キャッチングだけでなく、打者としても積極的に走り、盗塁のチャンスにも果敢に挑む姿は
「なんとしても勝つ」「投手に勝ちをつける」という意欲が表れていて、いつも印象的です。

今年も恐らく矢野監督は、捕手を一人に定めることはしないでしょう。
もしかしたら昨年のように開幕スタメンに梅野選手を外すこともあり得るかもしれません。
もちろん、捕手のリスクを考えたり、投手との相性というかバッテリーの呼吸を踏まえれば
複数捕手でやっていくことに異論はありません。

けれど、やはり阪神タイガースの現段階で言えば
攻守含めて、梅野隆太郎選手の力が抜けていると個人的には思っています。

だからこそ、「勝ちを確実に積み重ねる」ためにも
梅野選手の出場機会はしっかりと維持して、キャッチャーとしても打者としても、更なる飛躍に期待したいと思っています。


近本光司選手。

打てる。守れる。そして何よりも走れる。
野球選手としては決して大きくはない身体だからこそ、彼はルーキーの頃から彼の持ち味を存分に発揮してくれています。

1番、近本。
彼が1番に居ると、どんな形でも出塁してくれる、そんなワクワクがあります。

ルーキー時代、あれだけ盗塁したのだから
やはり各球団も近本対策、近本包囲網は慎重に行ったかと思っています。

それでも、近本選手は頑張ってくれました。

結果的に負け試合になった時でも、よくよく考えてみると、ヒットを打ったり、出塁したのは近本選手だったなんてこともありました。

近本選手に期待したいこと。
本人なりに、目標とする数字などあるかもしれません。
私なりに望むことは、とにかくのびのびと、昨年以上に、貪欲にプレーしてほしいです。

結果的に負け試合になっても、近本選手が走ってくれた。
結果的に負け試合になっても、近本選手がヒットでチャンスを作ってくれた。長打を打ってくれた。

負け試合になった時でも、投手以外で、良かったって思える選手がいることで、明日も頑張って応援しようと思える。

近本選手ってそんな貴重な選手の一人だと思っています。

そして、余談ながら とても個人的なことを言えば、齢90歳近くの義母が近本選手を応援しています。

持病を多く抱えていて、本来なら気力も、希望も失くしてしまうはずの義母が、日々、阪神タイガースの試合を見ています。

夫も私も、「誰か選手応援してるのかなぁ?」とふと思い、聞いてみたことがありました。

近本選手の名前が出た時には、思わず笑ってしまいました。
お義母さん、若いなぁ...!
自身の孫と言ってもいい年代の近本選手を日々応援している義母。

近本選手、今年も輝きを放つプレーに期待します。


期待する選手:投手編

これは完全に、ずっと変わらない個人的な思い、願いです。

藤浪晋太郎投手

一択です。

ごめんなさい!
他にも沢山、期待する投手はもちろんいます。
でも晋太郎くんに関しては、高校時代甲子園春夏制覇した時からファンであり、ドラフト一位で阪神に入団した時は、涙が出るほど嬉しかったほど。

入団した時から、今でも応援する気持ちは変わりません。

多分、この思いは、ファンとしてではなく
親心?いや、親戚のおばちゃんが甥っ子をずっと見守っている感覚なのかもしれません。

彼の登坂が決まれば、未だにプレー開始前からソワソワします。

彼の練習姿を見ているだけでも涙が出そうになる。

どうか、1イニングでも長く投げられますように。
どうか、勝ちがつきますように。

野球ファンならずとも、藤浪晋太郎と聞けば、色々なニュース、ニュースの見出しは目にするかと思います。

ここ何年も苦しむ彼を見てきました。
先発で投げても、早い回で降板されることも多々ありました。

そんな時に、ベンチに戻って涙を堪える彼の傍らにいたのは、かつては現千葉ロッテマリーンズの鳥谷敬選手であったり、昨年、引退した上本氏だったり。
投手陣でも昨年、藤川球児氏が引退、能見投手がコーチ補佐兼任としてオリックスに移籍。

そんな中、晋太郎くんは大丈夫だろうか。

その不安は杞憂でした。

キャンプ初日から、明らかに彼のオーラはこれまでと違っていました。

フォームを改善し、綺麗なワインドアップでしっかりとカウントを取り、放つストレートも速く、強い。
自身の公式インスタにも載せてありましたが、紫のおしゃれなグローブと共に、実戦ではしっかりとマウンドに立ち、
ファンから見ても手応え十分の感触を見せる彼の姿は、これまでの晋太郎くんからはかなり成長した、立派な姿。

彼なりに沢山、悩んだり苦労してきたことと思います。
それでも、昨年終盤の試合もですが、キャンプでも、笑顔いっぱいの彼の姿は、本来の「野球大好きな少年がそのまま大人になった」晋太郎くんそのものでした。

公式インスタグラムを立ち上げたり、更新するだけでも記事にされてしまう晋太郎くん。
名実共に、立派な 虎の顔であり、虎のエースだと私は思っています。

彼に対して心ない言葉は今年も沢山あるでしょう。

けれど、きっと彼は内心少しは気にしつつも、淡々とマウンドに向かい、淡々と登坂予定に向けて調整してくれる。

任された役目を果たしてくれる。

そう信じています。

今年も、例年同様、マウンドに立つ彼を精一杯、応援しよう。
そう思っています。

番外編

敢えて野手編には入れなかった選手ですが
本音では、期待したい選手が一人います。

藤浪晋太郎投手と同期、同じ年の甲子園決勝で闘い、ドラフト二位入団した北條史也選手です。

北條史也選手には、ある変化がありました。
背番号の変更です。
これまでつけていた2番から26番に変わりました。

その、2番を今年からつけているのは梅野隆太郎捕手。

先日の藤浪投手、北條選手のインスタライブでも少しその話題になりました。

沢山の人たちが閲覧している中で
「悔しい」なんて言えるわけはない。

でも、やはり、入団当時から着けてきた背番号が変わることで、何も感じないわけはないと思っています。

北條選手は、いろんな意味で惜しい。
代打で本塁打を打つこともある。
無理だろうと思う場面でチャンスを作ることもある。
けれど、守備や打率で、ポジションを奪われてしまってスタメンとして出場機会が少ないことは事実です。

あくまでも、本当に個人的な願いです。

藤浪晋太郎がマウンドに立つ後ろには、北條史也が守備に付いていてほしい。
そんな姿を、一試合でも多く見たい。
そして、もっともっと欲を言うなれば。
ヒーローインタビューのお立ち台で投打のヒーローとして並ぶ、同期コンビが見たい。

ずっと願っていたことですが、その思いが強くなったのは、奇しくも先日行われた、藤波投手と北條選手(途中から、西純矢投手、井上選手も加入)のインスタライブがとても楽しくて、やっぱり同期ゆえの繋がりにとても温かい気持ちになったからです。

最後に

ファンだからといっても、思いが詰まりすぎて
長々とした記事となってしまいました。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。

日本のプロ野球だけでなく、やはりメジャーでの
日本選手の活躍も今年も今から楽しみでなりません。

全国のプロ野球ファンの皆さん、
今年も熱い試合を期待しましょう!
他球団の試合、熱いプレーも楽しみにしています!


#球春到来

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