第一回書店員が選ぶ絵本新人賞に応募した

絵本コンペに出し続けること、およそ6年。
毎回毎回、応募の時には
「このコンペでダメだったら(大賞とって出版!)筆を置く!」
と、心を許した共に打ち明けるくらい、
気合を入れて挑んでいました。

結果発表で、大賞=出版ではなかった時は、
どどーーんと床に垂直で倒れ込み、
もういや!!ってくらいの休息。
そして、家族からの励ましの言葉を浴びる。
そうすると「またやるぞ!!」というパワーが湧いてきて
次のコンペに向かって取り組むのでした。

しかしながら、ふと、
「筆をおくぞ!!」なんて力の入った思いではなく、
「ちょっくら休もうかな、、、」という軽い、ゆるっとした気持ちになり、
その前に、何かコンペないかしら、、、と探していた時に出てきたのが
読売新聞社、中央公論新社主催の
「書店員が選ぶ絵本新人賞」でした。

応募締め切りまで、残り3週間、、、。
これは、初めてのコンペに出した時と同じ期間。
私というものは、応募まで3週間のものと
ご縁があるな、、、と苦笑いしつつ、
前回出せたのだから、今回も!
締め切る前にこのコンペに出会えたのは、ご縁だ!!
と思いつつ、
さて、3週間でどんな絵本描ける??と
頭を巡らせました。

応募の詳細をよく見ていると
「過去に受賞していない作品は応募可能」
という文字が!!

絵本のコンペは、「過去に受賞したことがなくても、
応募したことがある作品は応募不可!」というところがほとんどで、
私が知る限りは、このような規約は初めて!!

これまで作っては出してきた作品は、
日の目を見ず、
本棚でおしくらまんじゅうをしていたのですが、
この子たちを全員データにまとめて出すことにしました!

体の中は、このコンペに出会えた高揚感で
ポッポっポッと熱く跳ね上がっておりました。

つづく

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