白杖について
こんにちは。車椅子jdのゆめほです!
5月に視力低下、視野障害があらわれてから、少しずつ白杖歩行の練習をしています。
そもそも白杖って何?どういう人が使って、どういう種類があるの?という疑問がある人もいると思います。今回は白杖について詳しく説明していきます!
白杖とは
白杖とは主に視覚障害の人がもつ白い杖のことです。
白と先端に赤色が入っている長めの杖です。街でみかけたことがある、という人もいるのではないでしょうか。
そして「主に視覚障害の人が使う」と書いたのには理由があります。白杖は聴覚や平衡機能障害が使うこともあります。視覚障害の人だけが使っているわけではない、ということを知って欲しいです。
白杖の役割
白杖の役割は主に3つあります。
周囲の情報を入手する。
身の安全を確保する。
視覚障害者であることを周りに知らせる。
全盲の人は白杖で路面状況や点字ブロックの情報などを触覚で入手しています。弱視の人は全盲の人と同じ使い方をする場合もあるし、シンボルとして使っている場合もあります。同じ白杖を持っている人でも使い方が違うこともあります。
白杖の種類
白杖には、折りたたむことができない直杖、ぽきぽきと何段階かに折ってたたむことができる折りたたみ式、そしてスライド式でたためるものがあります。私は折りたたみ式を使っています。
また白杖の先端にはチップがついていてこれにも色々と種類があります。多く使われているのはまっすぐなスタンダード、コロコロと横に転がるローラーチップ、クッション性があるパームチップです。私は今スタンダードを使っていますが、今度ローラーかパームに変えようと思っています。
白杖の人を見かけたら
基本見守っていただけると嬉しいです。立ち止まって周りを見回していたり、同じ道を行ったりきたりしていたりするときは困っている時が多いので声をかけてください。声かけは正面からで、情報は具体的に、手引きなどをするときは事前に声をかける、手伝い方がわからなければ本人に聞く、などを意識してお手伝いしてもらえるととても助かります。
少しでも白杖の知識が広まりますように…!
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