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何歳からが英語習得を目指すのがいい?

何歳から英語習得のために動き始めるかは難しい課題のひとつです。明確な答えはないですが、「早ければ早いほどいい説」「早すぎるとダメ説」の2つがあります。早すぎるのはダメではなくて、意味がない場合がありますが早くてもいいと思います。

まず前提として母国語の日本語を強固なものにする必要があります。英語習得を目指す方で、たまに極端に英語だけの環境を作り上げてしまい、子供の日本語能力が低い場合があります。特に0歳〜6歳までは母国語の日本語の能力をはじめに伸ばしてあげるのが最も重要なことです。

母国語が定まらずに混乱する子供が出てきたりする事が、早期英語教育の弊害と言われている原因の一つかと思います。では何歳から英語習得を目指すのがいいかと言う事についてですが、3〜6歳がいいかと思います。3歳になればある程度日本語も話せるようになっているので日本語を頑張って伸ばしつつ、英語も進めていきましょう。

英語習得タイミングは3〜6歳頃にスタート

準備段階も含めて1歳から6歳まで順番に何を気をつけて進めていけばいいかを記載しておきます。

[1歳〜3歳]  1日30分 1年間→182時間
1日30分程度の英語の歌や童話の聞き流しが効果的です。英語の理解は気にせずにインプットをする事に重点を置いてみてください。本格的に英語学習をする時に英語に慣れ親しんでいると、拒否反応もなくスムーズに進めることができます。
※この時期に英語に一度も接していないと、英語はわからないからと嫌がる子もいると聞いた事があります。

[3歳〜4歳]  1日1時間 1年間→365時間
英語に接する時間を1日1〜2時間ほどに増やしていきましょう。具体的には聞き流しに追加して、簡単な英語の絵本の読み聞かせなどが効果的です。絵本は1ページに1文程度の簡単なものから始めましょう。聞き流しではないので、出来ればお父さんやお母さんの膝に子供を座らせて、英語の本を読んであげて、一緒に楽しむ習慣をつけましょう。
※ネイティブの発音じゃなくてもOKです。CDなどに頼らず頑張って読んであげてください。

[4歳〜6歳]  1日2時間 1年間→700時間
聞き流し、読み聞かせなどのインプットは継続していき、追加で英語インプットを出来る機会を作りましょう。一つの例としてTVでみているアニメなどを英語にするなど日本語環境を英語環境へのリプレイスが効果的です。英語と日本語環境を混ぜてしまうと、母国語の日本語に流れる可能性が高いので、一度特定のアニメを英語で見せると決めたら続けた方がいいでしょう。この頃には1日2時間ほど英語環境を整えてあげましょう。

仮に1歳〜6歳まで上記の時間で英語をインプットした場合、トータルの時間は2829時間(1歳182時間、2歳182時間、3歳365時間、4歳700時間、5歳700時間、6歳700時間)になります。すごい時間ですよね。

インプットのみで大丈夫かと思うかもしれませんが、圧倒的なインプットを行うと、英語を本格的に始めて2〜3年で自然と英語を話し始めます。始めは単語で何か言ってる程度ですが、少しずつ文章になっていくでしょう。

無理に勉強させずに英語環境を整える事に重点を置いて、日本語と同じように、英語も自然な環境で接する環境を作ってあげてください。

私の子供は上記のやり方で3歳半で既に英語でちょっとした会話はできる程度にまでなり、大好きな恐竜は英語で特徴を説明してくれます。もちろん3歳なので内容は大した事はないですが、質問内容も理解した上で答えてくれます。子供のインプット能力のすごさに驚くほどです。

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