細野辰興HosonoTatsuoki 映画監督 脚本家 劇作家 娯楽映画作劇術研究 日本映画大学教授
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【拙文回収】※※御挨拶にかえて※※
facebookとtwitterを本名でやっていますが、Yahoo!でやっていたblog『映画が、挑発するッ。』が撤退されてしまい、そこでの拙文を全て失ってしまいました。ドジな話です。facebookやtwitterは、書きっ放しで何処で何を書いたのかがサッパリ判らず。そんな時に映画界周辺の友人、知人たちが始めだしたことから【note】の存在を知り、何となく、気軽に、やってみるかな、と新コロナ・ウ
もっとみる異色オムニバス映画『おっさんずぶるーす』予告編
2023年1月現在全国順次公開中❣️
7人のオッサン監督による異色オムニバス映画『おっさんずぶるーす』の予告編❣
私の作品は『謎乃中年認定壱拾箇条』で出演は、大塚祐也、田山由起
/仁藤優子、田中要次となります。
独り芝居『レプリカントは芝居ができない❓』の予告編
2018年の2月に上演しヒットした私の作・演出、田山由起主演の独り芝居『レプリカントは芝居ができない❓』の予告編。2022年には三人芝居『レプリカントは芝居が出来ない❓』として新たに上演しました。
『シャブ極道』予告編
今年で公開から27年目になります『シャブ極道』の予告編は私、細野辰興が自ら編集しました。本編を御覧になっていない方も是非、御覧下さい。因みにこの年、主演の役所広司は全ての主演男優賞を獲得しました。
『武重邦夫氏を悼む』初出:日本映画監督協会会報『映画監督』2015年10月号
私は、武重さんに甘えていた。
南場事務局長から、7月2日に75歳で逝去された武重邦夫氏の追悼文
を依頼されてから数週間、武重さんのことを考え続け、しかし中々、書
き出すことが出来ないまま〆切りが近づき、その理由を考え、確信した。
私は、武重さんに甘えていたのだ、と。
武重さんとは、「横浜放送映画専門学院」で講師と学生として出会っ
た。1976年(昭和51年)の4月だった。説明するまでもなく、
推薦映画:私の心の一本 ピエトロ・ジェルミ監督作品『鉄道員』初出:読売新聞2017年3月10日
本 文 冒頭、邪気のない笑顔で小学校低学年の少年サンドロが足早に駅に向かって歩いている。ローマである。シーンバックで映し出されていくローマ駅に着く特急電車の機関士である父親アンドレアの働き盛りの様子。ホームで邂逅する二人。「パパァ! 」父アンドレアに駆け寄り嬉しそうに叫ぶサンドロ。そこにあの哀切の主題曲が流れ始める・・・。想い浮かべるだけで胸に迫るものを感じてしまうのは私だけではない筈だ。
一九五
書評『愚直なまでに青春ドラマな映画評論』谷岡雅樹著『竜二漂泊1983 この窓からぁ、なんにも見えねえなあ』三一書房刊 初出:『月刊シナリオ』2013年10月号
本 文
この谷岡雅樹著の『竜二漂泊1983 この窓からぁ、なんにも見えねえなあ』(以下は『竜二漂泊1983』と記す)を『仁義の墓場』(’75年東映 監督・深作欣二 主演・渡哲也 脚本・鴨井達比古)の「石川力夫のような本」である、と評すのは穿ち過ぎなのだろうか。戦後の無秩序状態から徐々に秩序が回復されていく中で、ヤクザより次第に小利口な小市民のようになり始めた親分や兄弟分に対し、「ある時点」に拘
15歳の春に観た「心の一本」『めぐりあい』(恩地日出夫監督 脚本・山田信夫/恩地日出夫 主演・黒沢年男/酒井和歌子)初出:Facebook(2016/1/23)
日本映画大学の細野ゼミで卒制の企画立案の参考試写として『めぐりあい』(監督・恩地日出夫 脚本・山田信夫)を見せる。
私は公開当時に横浜馬車道に在った東宝会館で観た。
中学を卒業し高校に入学する束の間の瑞々しい季節に観た。
黒沢年男が大学に行けなかった世代のイライラする青春像を巧みに好演。
酒井和歌子もある時期でしか表現できない瑞々しさが眩しい。
脚本も演出もビビッド過ぎるほどビビッド。
特に
舞台『マルクス愚連隊、原作者Jr. 拉致事件なう。』の予告篇(メイキング)
2011年12月に新宿シアター・バッカスで上演した創作ユニット【スタニスラフスキー探偵団】の第1回舞台公演の予告篇です。その年の3月11日には東日本大震災と東電福島第一原発事故が起き、上演も危ぶまれましたが、私としては『スタニスラフスキー探偵団』に続く木戸銭を取っての芝居でした。カール・マルクスの『資本論』に則り映画は作品か商品かと云うテーマとリメイクの是非を問う「映画オタク兄妹」と「リメイク・プ もっとみる
舞台『スタニスラフスキー探偵団』初演の予告編(メイキング?)
映画ではなく舞台。
4本目の舞台演出であり、初の作・演出の舞台。オリジナル。後にRETURNSを付けて『スタニスラフスキー探偵団 RETURNS』として再演。