文化祭

今年は夏がなんとなく長引いた感じがして、秋という実感があまりありませんが、私の通う中学校には変わらず文化祭の季節がやってきました。

一昨年や去年もステージ発表に出演し、今年も出演してきました。

3年間出演した人はあまりいないそうですが、私はこの文化祭をとても愛していたので、自分自身も楽しませてもらうという意味でも、みんなを楽しませるという意味でも3年間懸命にやり遂げました。

そもそも私がそこまで文化祭を愛するようになったのには、とあるきっかけがありました。

当時の私は小学6年生。中学生の先輩方と合唱をさせてもらうため、中学校の文化祭に何人かの同級生と参加しました。

本番が終わり、せっかくだからと、母と一緒にステージ発表を見ることにしました。

絢香さんの「にじいろ」のイントロが会場に流れ、2人の生徒が出てきました。   観客は大歓声。当時大歓声に慣れていなかった私には衝撃で、そこから先は口が半開きの状態で眺めていた気がします。  2人の生徒はそれぞれとても素敵な声で歌い上げました。

歌うだけで大歓声が起こるのかと、とても驚きでした。

その後も劇やダンス、最高のステージを小学生ながら目の当たりにすることができました。

そんなわけで私は文化祭が大好きになり、私も中学生になったら精一杯盛り上げようと思ったのです。

そんな文化祭が終わり、疲労困憊の現在ですが、3年間それぞれ精一杯盛り上げられた気がします。  特に3回目の今回は、初めて楽器を演奏しました。歌うのとはまた別の緊張感と楽しさがありました。

今回を終えて思うことは、受験を頑張って今度は高校の文化祭に出ようということ、そして、中学校ながらとても素晴らしい文化祭になるように協力してくれた仲間たち、本当にありがとうということです。

いつでも人間が音楽を楽しむにはたくさんの人の協力が必要ですからね。

これからもそんな感謝の気持ちを抱き、精一杯音楽を楽しもうと思います。


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