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政治家としてやり残したことがある

我々に与えられた任期が間もなく終わります。振り返れば28歳の初当選から類まれなる運と縁に恵まれた政治生活を送ってきました。

最初の10年では、保守二大政党による政権交代を目指し仲間と共に坂道を駆け上がり政権交代を経験しました。

しかし、その後の10年は苦難の連続でした。
民主党政権で尖閣沖での漁船衝突事件や原発事故を通じ現実的な安全保障政策の大切さを痛感し、安保国会をきっかけに民主党を離れる決断をしました。

4年前、保守二大政党の最後の挑戦と考え、希望の党に参加したものの敗北しました。

「政治家を辞めるか」、「自民党入りを目指すか」

悩みに悩んだ末に私は後者を選択しました。

「政権交代」の旗を降ろして自民党入りを目指すことに対して各方面から厳しい批判がありました。次の選挙で敗れた時は、その責めを負うために政治の世界から身を引きます。個人としてこれまでやってきたことに悔いはありませんが、政治家としてやり残したことがあります。次の戦いにこれまでの人生の全てをかけて挑みます。


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