AUSの免許更新行ったら4分で終わった話

タイトル通りですが、免許更新に行ってきました。
免許センターみたいな免許の為の一大施設、ではなく州の行政施設の中のサービスの一つで免許更新もやってるよ、て感じなんですが。

中は10m×20mくらいの空間で、10人くらい待ってる人がいたのかな。
係の人からチケットを貰い、席に座って待つ事10分くらい。

自分の番号が呼ばれ、免許証と事前に郵送されてきて記入済みの免許更新用紙一枚もってカウンターへ。

受付の人が同じ紙に必要事項を記入して、パソコンに向かってその場でフォームの情報を入力したら「じゃあ視力検査するわね」っつってカウンターの上に取り付けられたモニターを指差して、その場で右目、左目の視力検査。約10秒で終了。

次に「写真取るからそこに腰掛けて」って言われて、カウンターの真向かいにあるフォトブースに座ると、5秒で撮影終了。

クレジットカードで支払いを済ませると、「よかったら入り口のモニターで満足度を評価していってね」と言われたので、満足度をタッチパネルで選択して、終了。
自分の番号を呼ばれてから全部で4分でした。

それに比べて、日本の免許更新。
なんであんなに遅いの?
パートナーの人と以前日本に一時帰国した時、ペーパードライバーを返上すべく行ってきたんですよ。免許センターは平日しかやってないって言われたので平日に。私のビザ待ってる間に免許更新期間は軽く半年ほどぶっちぎってたんですが、言われた通りに必要書類もってね。

4時間半かかった。

午前中10時とかに行って、お昼はさんで終わった時には2時半とかだった。
ペーパードライバーなので当然優良ドライバーとして、講習30分で済んだんですが、それでも4時間半。
相方の人もびっくりですよ。

「なんでそんな時間かかるの?」
「なんで一つの行程ごとに係の人が変わるの?」
「なんでこの施設こんなに大きいの?」


って。質問攻め。
いやでもAUSの免許更新の場面しかしらない人からしたら当然ですよ。
たかが免許一つにそんなに人、いらなくね?って。
そんなにスペース必要?って。
おかげで一工程終わるごとにめっちゃ歩かされる。
1階だけじゃなくてなんなら2階、3階とある。
足腰の弱い老人になったら正直行きたくない。

「こんなに人がいるのは雇用対策でしょ?」って素朴な瞳で聞かれました。
だよねー。うん、天下りという名の雇用対策かな。

ウェブで見たら免許更新には交通安全協会っていうのも絡んでるみたいでね。

いわゆる天下り先。これが警察とタッグを組んで、免許システムに巧妙に入り込んでるみたいで。講習のときに交通安全ガイド、みたいな結構印刷費かかってそうで誰も読まない冊子が配られるけど、発行先もそこらしく。
交通安全協会でググってみたら詳しく分かるけど、任意で加入する団体なので請求されても支払い義務はないそうです。

任意ってことがおおっぴらに言われてないので、払わなきゃいけないものだと思ってうっかり支払わないように気をつけましょう!

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