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「オリラジ、ラジオの生放送中にマジ喧嘩」の真相。※実名

<ご注意!>
タイトルに「※実名」とある記事は、投稿から24時間を目安にイニシャルに変更させていただきます。

十数年も前の話ですし、もうどこにも迷惑かからなそうなので、真相を書きます。あの"マジ喧嘩"が起きた瞬間、私は番組作家としてオリラジさん二人と同じラジオブース内にいました(オンエアに乗っている作家笑いの声は、私のものです)。

実は、このネタでオリラジさんが「金スマ」に出演するってなった際に、私にもインタビューのオファーが来て「真相を語ってほしい」って頼まれたんですが、お断りしたんですよね(企画の邪魔をしてしまいそうな気がして…)。

あらためて、要点を整理すると

・オリラジさんのラジオ(深夜3時〜5時)のレギュラー生放送。
・エヴァンゲリオンをネタにしたメール投稿コーナーの最中、中田さんが、(ネタに対する反応が悪かった)藤森さんに「ちゃんとエヴァンゲリオンのことを予習してきたか?」と注意して、言い合いに発展する。
・両者ヒートアップして、掴み合いのようなガザゴソという音と、マイクが倒れる音などが混在したところで「カンカンカン」という終了ゴング的なSEが鳴る。
・そのまま曲紹介もなく、曲にいき、フルコーラス流れて、CMへ。さらにもう1曲、繋いだ?とにかく長い間ひっぱり…
・CM明けに、本人たちからリスナーに向けて謝罪。
・以降は、いつも通りに番組は進行。
・エンディング曲は、河合奈保子さんの「けんかをやめて」。
・放送終了後、番組ホームページに、卓を挟んで威嚇し合う(ポーズをする)オリラジさんの写真が、放送後記としてアップされる。

どこか、違和感を感じませんか?

事実。この放送の翌日、先輩の作家さんから「お前、よう、あんな演出しよるな〜」って言われました。そう、”マジ喧嘩”が流れた日は、ラジオ的にはレーティング(聴取率週間)で、こちとら3時5時の枠で予算は無いわ、ゲストに来てくれる人もいないわで、レーティングは(仕方なしに、手弁当で)挑戦的な企画をぶちこむしかない、っていう状態ではありました。

また、SEのカンカンカンも(業界の人からすると)不自然といえば不自然ですよね。SEって、ディレクターが事前に使うものだけを厳選して(卓に入力して)準備しておくものなので。となると、あらかじめ、このSEを使うことが想定されていたことになる。

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