ハガキ職人から放送作家、そして。15
【放送作家15年目(36歳) 2016年】
仕事が落ち着いて自分のペースが掴めるようになると、体調は少しずつ回復していきました。一つのバロメーターとして、パソコンの画面を見られるようになり台本を書くスピードが元に戻ったのです。
あとは睡眠の問題だけ。酷い時期は抜けましたが、十数年に渡る夜型の生活が身体に染み付いているのか、どうしても「夜に寝て、朝起きる」という当たり前のことが出来ません。
こういった状態であることは、仕事仲間や親友にも誰にも相談することができませんでした。