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風の谷

風の谷のナウシカ、もう何十回も観たよというヒトいますよね。

それボクです。w


実は映画版より、原作のほうが断然、奥深くてスケールもデカく面白い!

と、あっちゃんも言うてます。


その解説は、あっちゃんに任せて、、、w


2021年、風の時代。

「風の谷」構想というプロジェクトを提唱されている方がいらっしゃいます。

Yahoo CSOの安宅和人さんです。

ここで語られているのは、

DATA x AIのチカラで、「都市集中型の未来に対するオルタナティブ」を妄想して創り上げよう!というコンセプトです。


もうちょっと噛み砕いて言うと、

革新的に進むデータ活用技術を使って、密で一極集中した都市に変わる自然と共存した未来の生活環境を創る。

ことかな。


ちなみにボクらが考える、森の国リパブリック構想のある目黒という集落は、こんな感じ。

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まさに風の谷!

標高1200mの山々から集められた綺麗な水系が、滑床(なめとこ)渓谷を通って清流、目黒川となって谷をまっすぐ流れる。

プレゼンテーション1

大陸からの季節風が、関門海峡を抜けて宇和海沖へ流れ込み、宇和島市側から1200m級の山脈にぶち当たって、山の反対側にある滑床渓谷に一気に流れ込みます。

足摺宇和海国立公園の飛び地でもある滑床渓谷は、四万十川の源流に位置し、清流と風の抜け道を兼ね備えた、まさに「風の谷」だと言えると思います。

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この土地に根付く重層的な記憶を呼び覚ます。

この滑床渓谷に麓にある松野町目黒という超限界集落は、古くは修験道の霊峰から成り立ち、四万十川上流の豊かな水源、土壌で構成される深い森に囲まれたエリアです。その豊かさ故に藩政時代には、伊達藩と土佐藩などによる領地争いが激化した場所でもあります。
近代に入り、林業が栄えると一時は人口1500人の循環経済が内部完結する集落として隆盛しました。

超過疎化により、人口270人となった今も、ここにはたくさんの歴史的資源、環境的資源、文化的資源が残っています。

・各所に点在する歴史的遺跡や寺社仏閣、祭事とそれを守るコミュニティ。
・四万十川源流の純度の高い水質を有する滑床渓谷の豊富な水源。
・足摺宇和海国立公園の奥深い原生林から生まれる肥沃な土壌。
・古くから四万十川上流に住む者の諚として、下流域に汚染物や農薬を流さないよう配慮した文化(内在的にオーガニック、サスティナブル文化を醸成したきた)。

など、未来へ繋がるポテンシャルを含む多くのリソースを有するこのエリアは、地形的には周囲を山に囲まれ、一筋の清流を中心にできた渓谷、まさに「風の谷」なんです。



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