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ここ数年続いている、誰もやらない変な習慣その三

先月の一日から、縄跳びを日課にしています。

ここ二、三年で、体脂肪率が驚くほど増えました。

原因はいろいろあります。夫が定年を迎え、三食一緒に食事をとるようになり、つられて沢山食べてしまうこと。コロナで外出を控えるようになり、長年続けている中高年向けのフィットネスをさぼったこと。そして、加齢で基礎代謝が減り、年々太りやすくなっていること。

中高年のダイエットに、食事制限はあまり効果がありません。少なくともわたしは、ご飯の量を減らせば、一時的に体重は減るものの、体脂肪率はびくとも変化しません。

効果的に脂肪を減らすには、有酸素運動が一番だと聞きます。短時間で手軽にできる縄跳びは最適だと思い、ネットで、グリップのみで「縄跳びっぽい」運動のできる器具を見つけ、早速購入しました。

この「縄跳びマシン」、ロープがないので、足にからまらないよう、高くジャンプする必要がなく、音も静かです。これは続けられると思ったのですが、わたしが今まで買ってきたフィットネス器具(バランスボール ストレッチローラーなど)同様、続いたのは数日だけで、すぐ飽きてしまいました。

なんとかして続けられないものかと考えているとき、テレビドラマで見た、夏休みのラジオ体操で、子供たちがスタンプカードを首から下げている場面を思い出しました。参加すると、大人からスタンプを押してもらい、スタンプがたまると景品がもらえるあれです。

わたしが子供の頃にもありましたが、夏休み中ずっとではなく、前後一週間ずつくらいだったと思います。早起きが苦手なわたしは、それすら全部は参加できずに、景品をもらった記憶はありません。

カードをスタンプでいっぱいにしてみたい。そんな、子供時代のノスタルジーが、やる気を呼び覚ましてくれました。近所のスーパーで小さなスタンプを購入、ネットで卓上サイズのカレンダーを印刷しました。

スタンプとカードを夫に預け、毎日お風呂に入る前に縄跳びをして、終わったらスタンプを押してもらいます。もちろん休むとスタンプはもらえません。空白ができるのが嫌で、一か月休まずに続けることができました。どれだけ単純なのかと自分でも思いますが、何かを習慣化するには、犬でも子供でもおばさんでも、ちょっとしたご褒美が威力を発揮するのです。

四月も一週間が過ぎましたが、順調に続いています。残念なことに、体脂肪率の変化はありません。調べてみると、圧倒的に飛ぶ時間が短いようです。最低10分間は続けないと効果がないそうですが、私の場合、調子がいいときでも4分が限界。

課題は残っていますが、今月もカレンダーをパンダでっぱいにしたいので、この習慣を続けようと思っています

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