見出し画像

「アベコベの世界」自己否定の仕組その3

パーツ心理学の3回目のセッション。今回のテーマは「自己犠牲」でした。
自己犠牲は母親以外にも家族、恋愛関係や上司や利害関係がある人、あるいは恐いと感じる人との間におこりやすい。(自己防衛本能の為)

【出来事】
・好きな人を誰かに取られる
・大切に育てていた植物を雑草と間違われて引き抜かれる
・子供の頃好きだったギターを取り上げられた

【セラピーの様子】
Qパーツさんの仕事はどんな仕事なの?
A母親の心のお世話をすること(主にお母さんネガティヴな感情)
Qその仕事をどうしてしているの?
Aお母さんが大変そうだから
Qパーツさんが手伝わないとお母さんはどうなるの?
A病気になったり死んでしまう、怖いから
Qその仕事は好きでやっているの?
A疲れるし、本当は好きじゃない

パーツさんと会話をしていると自分で感じなくしていた色々な感情が出てきた。
(自分を取り戻す事で統合がおこりはじめる)

パーツさんを助けに行くためにパーツさんの部屋に行くと部屋は岩だらけだった。

Qパーツさんその部屋の岩はなに?
Aお母さんのネガティヴな感情
Q本当は何を集めたいの?
A自分の好きな物
Qじゃあこれから好きな物を集めるといいよ

セラピストさんの誘導でパーツさんの周りの岩をイメージで金に変えてあげた。
そしてパーツさんの部屋はこれからは岩ではなく自分の好きな物や好きな人を部屋に集める事が新しいパーツさんの仕事になりました。

セラピーの合間に邪魔に感じる音や声が聞こえてきたので、セラピストさんに聞くと攻撃のパーツさんだそうす。攻撃のパーツさんに「攻撃のパーツさん、お休みして大丈夫だよ」と言うと邪魔な音や声はがしなくなってくる。

次回のセラピーに続く

これは幼児期からの母親との関係から来ていて、母親の心のお世話が当たり前になっていると、自分の感覚を感じないようにして常に母親の心を軸にした生き方をするようになります。そして母親に見捨てられたり孤独にならないように自分の大切なものを捧げるという事をしていたのです。これはやる方もやられる方も無意識です。まずは自分のインナーチャイルドの状態に気づいてあげることが大切です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?