見出し画像

わたしが旅をする理由



私が旅をする理由

簡潔に言うと


"自分探し"


まぁよく言うやつですよね。


自分をよく見失って
自分の存在価値を考えたときに
今、私はここに居ますか?
って結論に至るんです


自己主張も元々薄くて


"私はここにいるよ"


って、声を荒らげて言える性格でもなかったから。


今はそう見えないって

言ってくださることが多いけれど

それは


"私がたくさん傷ついてきた跡なんです"




20代前半

うつ病になりました。


正直この事は書くかも悩んだんですけど、自分を語る上で通らずにいられない事だから意を決してサラッと書きます。
気分を害してしまったらごめんなさい。



精神疾患は目に見えないから
一見、健康そのものにみえるかもしれない
でも
仕事に行けなくなり
行きたくても途中下車して吐く毎日
過呼吸と戦う毎日
明らかに体はおかしくなります。

早くなる心臓と呼吸の中で
認められない自分との葛藤
止まらない涙の中
当時住んでいた町田のアパートでひとりひっそり暮らしていました。

東京から栃木に戻ってきて1度だけ、どうしても辛い感情に襲われ
安定剤の過剰摂取で倒れて記憶をなくしました。
それがもう怖すぎてお薬を全て捨てて
”自力で治す”
そう決めた。


"お前のペースでやればいい"

当時の上司はそう言ってくれました。

そこから今はもう12年。
その間に、支えてくれた人達がいて
大丈夫って言ってくれた人達がいて
今も支えてくれる人がたくさんいる。

まだ32年間の人生。

結構イージーモードではなかったです。

時系列順に記事を書いてる訳では無いのでごちゃごちゃになってますが
細かく掘り下げるとこんなこともありました。

この記憶も体験も私の一部。
これがあったからもっと人に優しくなりたかったし
大事な人にはずっと笑っていて欲しいと強く願いました。
いくら手を振りほどかれても
しつこいくらいに傍にいようともおもいました。

私にそうしてくれた人がいたように。


でも、ひとりでいれば
誰も傷つけなくて済むとも思ったりもしました。
結局は自分が傷つくことを恐れてただけですが、、

ただそれは許されなくて
弱い自分を引っ張り出してくれる周りの人達がいてくれたから
今の自分が存在できてます。
こんな私でも笑っていられます。

そして旅にでる度に

”自分が存在している”

って感じれるんです。

それともう一つ

”まだ見た事のない景色”

を見たくて旅にでます。


知らない景色を見て、感じることで
自分を見つけられた気がするんです。


"こんな感情を持てるんだ"


それを知っているのと知らないのでは
圧倒的に知ってる自分の方が私は好きです。

だから私は旅をします

これからもずっと
飽きずに自分を探していきます。
自分の意思に正直に生きていきます。

1度しかない人生なら
欲しいもの、願うもの、全部手に入れたいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?