女性美容師の価値
お久しぶりです^^
今回独立に向けて色々準備してるうちに
”価値”について深く考えることが多くあったのでシェアしようかなと思います。
パパッと書いていきますので、さらっと読んでみてください✳︎
美容師は一人前になるのに短くても数年をアシスタントとして働きます。
アシスタントとは、簡単に言ってしまうと『雑用』。
よく言えば”お金を貰いながら技術を学ぶ人”ですかね。
今の時代は分かりませんが、私の時はまだ縦社会がガッツリで、結構厳しかったのを覚えています。
厳しかったというか、多分上司に恵まれなかったのかな。
アシスタントの時期に美容師を諦める人が多い中、私にはこれしかないんだと言い聞かせて毎日が必死でした。
ちなみに美容師の離職率って知ってますか?
一年で50%
三年で80%
十年で92%
恐しく高いです。
その中でも女性美容師のパーセンテージは限りなく低いです。
私が今11年(確か。10年か?12年か?)
きっと離職95%くらいまでいってるでしょう
仮にその中の男女比率を半分と仮定した時、実際美容室にくるお客様の指名率はきっと女性美容師の方が高いはず。
”担当者はできるだけ女性がいい”という言葉を結構耳にする。
これだけで女性美容師の価値があるのです。
費やしてきた時間への価値
ゲルニカ byピカソ
ピカソが女性に30秒程で描いた絵に100万ドルの値段をつけた話を知っていますか?
”ピカソと ある女性のやり取り
ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、1人の女性が彼を呼び止めました。
彼女はピカソの大ファンだといい、用意した紙に「絵を書いてくれないか?」と尋ねます。
その言葉に微笑みを浮かべ、ピカソは小さくも美しい絵を描き始めました。
そして・・・「この絵の値段は100万ドルです」と女性に言い、絵を渡しました。
それを聞いて驚いた女性は「この小さな絵を描くのに、あなたは『たった30秒』しかかかっていないではありませんか」と言葉を返します。
その言葉を聞いたピカソは苦笑しながら「お嬢さん、それは違う。30年と30秒だ」と言います。
この女性に「30年と30秒だ」とピカソがいった真意とは・・・
30年と30秒の本当の意味とは
確かにこの絵を描いた時間は30秒かもしれません。
しかし、そこに至るまでにピカソは何十年と技術を磨き続けてきたのです。
価値というのは、その人物がそこまで積み上げてきたものも含まれているのです。
ピカソが言おうとしていることは、何かを作る全てのクリエイターに当てはまることです。”
引用元↓
美容師になるまでに磨いてきた技術も、実際ピカソのいうことと似ていると思います。
ここ数年、価格競争により美容師に対する報酬が低くなっていると感じます。
低単価サロンが増え、低単価なのに高技術。
提供される側としてはありがたい話ですが、実際美容師からしたらどうでしょう?
”何年もかけて身につけてきた技術が安売りされている”
そう感じませんか?
私たちには身につけてきた技術があり、紛れもなく職人である。
忘れてはいけない事実だと思います。
自分の価値は自分で決める。
もっと自分に自信を持ってもいいのかもしれません。
そう考えた時に、自分が独立する時のメニューの値段について考えていましたが、実際何が正しいのかなんて全然分かりません。
私のお客様の平均単価は約8000円
全国平均が約6000円なのでまぁまぁ高い分類に入るかなと。
今後平均単価を10000円くらいに伸ばしていくには何が必要かも考えていかないとなぁと頭を抱えております。笑
実際今後は客単価よりも
”時間単価” ”生産性”
の方が大事になってくるとは思いますが。
今はそれよりも大事な、自分にしかない
”自己ブランディング”
をしっかり確定できたらなと思います。
女性美容師であるだけでしっかり価値のある人物であることを私たちは忘れてはいけない。
私は今後、美容師の技術の価値を安売りせずに、自分なりの価格設定をしようと思っています。
それを高く感じるか、安く感じるか。
今度はその価値をお客様に感じ取ってもらいたいと思います。
たとえ単価が高くても
”あなたにやってもらいたい”
そう言ってもらえるような人に、その価値にふさわしい人になれるように。
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