お金は汚い?
hosiですー。
今日はお金の歴史のお話を。
お金と利子は切っても切れない関係があります。
利子ってご存じでしょうか?
利子というものはとても古い歴史を持っています。
実は硬貨やお札ができる前から利子は存在していたんです。
以下歴史の話ですが、
遥か昔の紀元前3500年に
現在のイラクでユーフラテス川とチグリス川の間に
シュメール人の国がありました。
川が近いので農業が発展したんですね。
そうすると生産物がたくさん作られ、
やがて余るようになった。
そして働かなくても良い人間が表われて
権力者となります。
彼らは管理職のようなもので
民から集めた余った生産物を管理しなければならなくなりました。
そこで「トークン」と呼ばれる泥団子を使用し、
生産物の出し入れの時にこれを移動させていました。
泥団子が一定量貯まると貯金箱のようなものに入れて管理。
この管理されたものはその後、粘土板の板に置き換わります。
この粘土板 いまでは50万枚以上も見つかっているそうです。
そのなかには銀や穀物の貸し借りに関する利子の表記が明記
されていたようです。
これは硬貨やお札ができる前から利子が存在していたということです。
人間がずっと続けてきている経済的な営みと言えますね。これを「お金は汚いもの」と考えるのは変なのではと思います。
お読みいただきありがとうございます。
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