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言葉のカケラ(小説の前身)

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言葉の断片、カケラ達を拾い集めて小説を創るんだ。 きっとここは小説の裏側になる。
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#オリジナル小説

言葉のカケラ 31

自惚れ屋

自惚れ屋は待つのだ

何も身が入っていないふたり

ぽろぽろと抜け落ちて

彼らの決断を早く見たいと思ってしまうのは
ただ、わたしがスッキリしたいだけなのかも
しれなくて

日々揺るぐ言動に振り回される毎日で
わたしは、どんなスタンスで見守るべきなのかと
日々頭を悩ませる

親が言う「好きにしな」の破壊力

その景色、自分の足で立ってみなきゃ
分からないから

そっち側に行くから
もう

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