探索対象:おおかみ座(狼座)
眠りが深く、夢は断片のみ。
意味わからん、、、なのでとりあえず、Wikipedia のおおかみ座を読んでみた。
ふむふむ……古代メソポタミアの頃から、ケンタウルス座と共に独立した星座と認識されていたが、それがおおかみ座と呼称されるようになったのはルネサンス期以降。ギリシャ神話はないというのが興味深い。
キーワードは、「野生の犬」「神話上の獣」「狂犬」「カバ男」「人頭獣身」「野獣」「犠牲者」など……で、犬やオオカミはカテゴリー4、人頭獣身やカバ男はカテゴリー7だ。
はてさて?……おおかみ座は4と7、どちらであろうか?
そのへんはっきりさせたいワケは、こちらの記事 で、『鳥系および哺乳類系は、「節足動物、爬虫類、魚類」系と「ヒューマノイド」系の間を取り持つ。カテゴリー7のケンタウルス(人頭牛身)とカテゴリー1のサソリ(節足動物)の間にはさまった、カテゴリー4のオオカミ(哺乳類)は、カテゴリー7からカテゴリー1への回帰を促すのでは?』……とか、書いちゃったから (;^_^A
おおかみ座を、カテゴリー4として描いたのは古代メソポタミア、ギリシャ・ローマ、ルネサンス期。カテゴリー7として描いたのはエジプトのプトレマイオス朝……で、数千年の歴史のある古代エジプト文明を、ひとくくりに語るわけにはいかないので、古代メソポタミア文明について書いた記事 に倣い、以下のように分類してみた。
プトレマイオス朝は春分点が魚座時代。ムル・アピン(紀元前6世紀頃)は牡羊座時代なので、ムル・アビンの野生の犬、神話上の獣が、暗黒期(B.C2050年)以前の元型に近いもの……と判断してみた。ルネサンス期以降、この星座がおおかみとなったことも、それを裏打ちしているように思える。
で、粘土板文書 ムル・アピン の英語版Wikipediaを、自動翻訳で読んでみて驚いた! 古代メソポタミアでは、太陽、月、黄道12星座以外の星座や恒星も、「暮らしに欠かせぬもの」として大いに活用していたのだ。
長くなるが、後学のためメモっておく(注:自動翻訳をそのままコピペ、日本語が変なのはご愛敬 ^^;)。
以下も英語版Wikipediaにある “MUL.APIN” の解説からであるが、画像が貼れないので引用モードを使っていない。
ーーー(以下引用)ーーー
月の道 – the Pre-Zodiac
1
MUL.APIN名:MUL.MUL
翻訳:多くの星(または:星団)
IAU(国際天文学連合)認定の星座:プレアデス星団(おうし座)
リストⅠによる関連する神:アヌ
2
MUL.APIN名:GU4.AN.NA
翻訳:天の牡牛
IAU認定の星座:おうし座
リストⅠによる関連する神:アヌ
3
MUL.APIN名:SIPA.AN.NA
翻訳:アヌの真の羊飼い
IAU認定の星座:オリオン
リストⅠによる関連する神:アヌ
4
MUL.APIN名:ŠU.GI
翻訳:老人(エンリルの最後の祖先であるエンメサラ)
IAU認定の星座:ペルセウス
リストⅠによる関連する神:エンリル
5
MUL.APIN名:GAM
翻訳:Crook
IAU認定の星座:Auriga(ぎょしゃ座)
リストⅠによる関連する神:エンリル
6
MUL.APIN名:MAŠ.TAB.BA.GAL.GAL
翻訳:グレートツインズ(LugalirraとMeslamta'ea、地獄の神のペア)
IAU認定の星座:ジェミニ(黄道の北)
リストⅠによる関連する神:エンリル
7
MUL.APIN名:AL.LU
翻訳:Cancer
IAU認定の星座:キャンサー(かに座)
リストⅠによる関連する神:エンリル
8
MUL.APIN名:UR.GU.LA
翻訳:レオ(獅子)
IAU認定の星座:レオ(獅子座)
リストⅠによる関連する神:エンリル
9
MUL.APIN名:AB.SIN
翻訳:Furrow(畝間、轍)
IAU認定の星座:おとめ座(スピカの北)
リストⅠによる関連する神:シャラ(Shala)
10
MUL.APIN名:RIN
翻訳:バランス
IAU認定の星座:てんびん座とスピカの南のおとめ座の一部
リストⅠによる関連する神:アヌ
11
MUL.APIN名:GIR.TAB
翻訳:サソリ
IAU認定の星座:さそり座(へびつかい座の南部を加えて)
リストⅠによる関連する神:エンキ
12
MUL.APIN名:PA.BIL.SAG
翻訳:パピルサグ(特に癒しの女神グラの夫としての彼の役割において、ニヌルタと同一視されたララクの都市の神)
IAU認定の星座:射手座
リストⅠによる関連する神:エンキ
13
MUL.APIN名:SUḪUR.MEŠ
翻訳:ヤギ - 魚
IAU認定の星座:山羊座
リストⅠによる関連する神:エンキ
14
MUL.APIN名:GU.LA
翻訳:グレートワン(Ea / Enki 神の一般的な名前)
IAU認定の星座:水瓶座
リストⅠによる関連する神:エンキ
15
MUL.APIN名:KUNMUŠ ( ša) SIM.MAḪ
翻訳:大ツバメのしっぽ
IAU認定の星座:うお座
リストⅠによる関連する神:アヌ / エンキ
16
MUL.APIN名:Dingir Anunitu
翻訳:女神アヌニトゥ
IAU認定の星座:うお座の2匹の魚のうちの東側とアンドロメダの一部(βAnd=ミラク)
リストⅠによる関連する神:アヌ
17
MUL.APIN名:LU HUN.GA
翻訳:雇われた男(または:ローン労働者)(羊飼いとして想像されるイナンナ/イシュタルの神話上の恋人、ドゥムジ)
IAU認定の星座:牡羊座とさんかく座
リストⅠによる関連する神:アヌ
ーーー(引用おわり)ーーー
「気になるところ」を転載しただけだが、すごいなーと感じる。他にも気になる記述があるのだけど、、、
読んでいる余裕がないので、とりあえずリンクdeメモ。
「88星座めぐり」によって、暗黒期以前の天文学や世界観に導かれている。が、情報量が多くて、わたしの乏しい脳力では処理しきれない、、、
みずがめ座の元型がエンキだったことも、今回はじめて知った。
春分点が牡羊座に入ったB.C.2050年以降、星座や恒星の地位は惑星にとって代わられ、太陽が最高神として君臨するようになったのだろう。そして、現代の西欧社会に直結する ヘレニズム期 において、占星術は天球を隈なく彩る星座や恒星との繋がりを失い、当時春分点があった牡羊座を12サインの起点として固定した。
これは、由々しき事態と思う。頭上に輝く数多の星座と恒星を、意識とホロスコープ上に蘇らせねば!、と感じる。
その試みとして、「古代の文献」を探求するのもありだが、外国語……それも楔形文字の読解とか……特殊な知識が必要なものはいまさら無理でごザル🐵 なので、恒星を取り入れた占星術や、夢を使った星座や恒星の探索で、意識の拡張と変容を目指してみたい。
このへんは、あまり窮屈に考えなくてもいいと思う。いろんな切り口があるはず。例えば、ホロスコープのアングルにある星座を、サインではなく実際の星座に変えてしまうというのも手だ。わたしの場合、アセンダントは乙女座、MCは双子座、ディセンダントは魚座、ICは射手座であるが、実際の星座にするとそれらは、獅子座-牡牛座-水瓶座-蠍座 になる。
恒星パランのいいところは、ホロスコープ上の重要な4点(アングル)に触れる恒星と太陽系内天体をピックアップしているところ。太陽系内天体(5次元)を足掛かりに、恒星(6次元)へ意識を向けゆくことができる……といっても、パラン関係の本は読んでないので、何ともいえない。「88星座めぐり」が一巡したら、恒星占星術の本も読んでみよう。
で、ここからやっと! 今朝の夢について。
幼女と老女の融合は、はじまりとおわりが結ばれる回帰のイメージ……で、そこから、オオカミが究極進化形態である人頭牛身の神(ケンタウルス)の前に立ち、原初のサソリ(節足動物)に導く姿が思い浮かんだ。
ヨシ、トミ、フサ、タキという、古風で庶民的な名前の「幼女のような老女」は、ずいずいずっころばし、とおりゃんせ、かごめかごめなどの童歌を歌って遊んでいた。
どれも、江戸期から歌い継がれ、裏の意味がいろいろ取り沙汰されている類のもの……なのでこの夢は、伝承的なもの、通俗的なもの、表面的なものの裏に隠された意味を読み取りなさい、というメッセージだろう。
ガンバリまーす(o`・ω・)o!!