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【ダスカロスの教えに学ぶ17】サイキカル・ヒーリングとスピリチュアル・ヒーリング(「真理の言葉」8章より)


はじめに

真理の言葉」第8章はすでに記事にしているが ↓ 、今回はサイキカルヒーリングスピリチュアルヒーリングについてまとめてみた。

サイキカルヒーリング:エーテル・バイタリティー(刷り込みエーテル、運動エーテル、感覚エーテル)を使って、心身の病気を治癒させる。

スピリチュアルヒーリング:意識を 共通の自己性 における “アットワンメント“ にまで高め、“自己”意識 的に 創造エーテル を使って行う高度なヒーリング。物質化、非物質化が自在にできる。

ヒーリングの対象は、3つの体(肉体、サイキカル体、ノエティカル体)とその エーテルダブル である。 にヒーリングは不要ゆえ、誤解を招くサイコセラピー(サイキ=プシュケー)の表現は使わず、ヒーリングで統一したい。それと、ヒーラーを “働き手” (←ダスカロスの用語ではない)と呼び替えることにした。ヒーリングを担うのは キリストロゴス と 基本元素の大天使たち と 聖霊 なのだ。「じぶんが癒した」「感謝されたい」などの エゴイズム(人-悪魔)に、エーテル・バイタリティーを注がないようにしたい。

サイキカル・ヒーリングについて

ダスカロスは、サイキカルヒーリングに用いる エーテルバイタリティー を以下のように説明する。

エーテルバイタリティーが、肉体を生かしています。そして、健康を保っています。このエネルギーは、私たちの肉体の内や周りのどこにでも存在しています。それは呼吸や食べ物、そして次元の異なる世界からの同化という他の手段を通して得ることができます。私たちの肉体の内や周りにある、このエネルギーを「エーテルダブル」と呼んでいます。また、このエネルギーの保存庫は、太陽神経叢にあります。

キリストは、このエネルギーについて話しています。ある女が、キリストの衣服に触れるだけで病が癒されると信じていました。そして、彼女は彼に触れ、癒されました。信仰 は驚くほど偉大なパワーなのです。その時、キリストは「わたしの服に触れたのはだれか? わたしの身体から力が出て行ったのを感じたのだ」と言われました。

また、他の状況でキリストは「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人のから生きた水が川となって流れ出るようになる」と言われました。これはヨハネによる福音書からですが、「腹から流れ出る生きた水の川」とは何のことでしょうか? これは太陽神経叢から出てくる生命エネルギーを指しています。

(Noel註)キリストの服に触れた女性のことは、マルコによる福音書5章ルカによる福音書8章、腹から出る生きた水のことは ヨハネによる福音書7章 に書いてある。

「真理の言葉」114ページ、一部の太字化はNoelが実施

人間の 3つの体 は、絶対無限の存在 から与えられる一定量エーテルバイタリティーによって生かされている(注:“自己意識 に達し、創造エーテル の使用が許されたひとは自給できる)。が、人間は与えられたエーテル・バイタリティーを浪費誤用してしまいやすく、それによってさまざまな心身の不調を引き起こしている(注:病気の原因はこれだけではなく、カルマ によるものや、他者のカルマを肩代わりするなどのケースもある)。

サイキカルヒーリングは、エーテル・バイタリティーの浪費によって生じた病気を治すことができる。ヒーリングの働き手になるには、エーテルバイタリティーを知覚し、集め、意識的に使うための “呼吸法” や “視覚化” などの訓練(詳細は「エソテリック・プラクティス」や「光界への門」をお読みください)が必要であるが、もっとも大事なのは無償の愛……それによって働き手は、ロゴス大天使聖霊の純粋なチャネル(伝達経路)となれる。

私たちが観察や経験から知っていることは、患者を愛し健康を取り戻すことを真に願うことが、私たちの肉体から患者へエーテルバイタリティーの流れを促進する エレメンタル を創り出すことになるということです。

キリストであるジョシュア・イマヌエルは、彼の使徒にヒーリングの真髄を教えていました。これは一定のエクササイズにより、彼らの肉体、むしろ肉体のエーテルダブルをそのエネルギーで溢れる程に満たす方法でした。それらは呼吸法であり、エーテルバイタリティーへの集中方法であり、もちろん信じること視覚化の訓練も含まれていました。私たちの周りには、科学者が酸素と呼んでいる空気だけではなく、エーテル・バイタリティーも存在しているのです。これは本当に適切な言葉で、“エーテル” という表現がその本質を与えてくれ、“バイタリティー” はそれが何であるかを教えてくれます。

このエネルギーは思考でしょうか? そうです。それは思考でもあります。それ自身の中に知性が含まれているのです。そのため、エーテル・バイタリティーからつくられているエレメンタルには、それをつくった人他の人からの知性が含まれているのです。このために私たちは、この生きているエネルギーをエーテルバイタリティーと呼んでいるのです。バイタリティーが生命を与えています。ですから、エレメンタルはそれ自身の知性を持ち、その生き方を持っているのです。良いものであっても、悪いものであっても、これらのエレメンタルの総体エーテルバイタリティーからつくられ、私たちの パーソナリティー を構成し、すなわち私たち人間としての本質で 潜在意識 と呼ばれている部分を組成しています。

しかし、エーテルバイタリティーからつくられている潜在意識は、パーソナリティーの潜在意識的行動だけでなく、このエネルギーの倉庫でもあります。このエーテル・バイタリティーは、永遠の存在として、また一時的な存在としての道において、一定の状態で見出されます。それらはサイキカルバイタリティーとして、またノエティカルバイタリティーとして現われます。内省を通して観察し見出すことができますが、このエーテルバイタリティー思考する時、感じる時、行動する時に使うことができます。

私たちの三次元の世界、すなわち物質界では、朝起きて、歩き、働き、いろいろなことをするのに使われています。このような行動は、物質領域において物質である肉体を使うためのものです。もし私たちがサイキカル体潜在意識的に利用する方法を身につければ、サイキカル領域における行動方法を知ることになります。そして、あなたがマインド意識的に使える段階に到達した時ノエティカル領域で行動していることになります。これが私たちにそれぞれ別のエーテルダブルがある理由です。

肉体のエーテル・ダブル、サイキカル体のエーテル・ダブル、そしてノエティカル体のエーテル・ダブルというように、私たちはこれらと意識的にコンタクトが取れるように学ばなくてはなりません。私たちの意識をそれらと 自己意識 的につなげられるようになるということは、自己がパーソナリティー(エゴイズム、すなわちエレメンタルの総体)ではなく、「魂としての自己」になったことを意味するものです。

「真理の言葉」117‐119、一部の太字化はNoelが実施

エレメンタル 性質を知れば知るほど、“自己意識 的に考えたり感じたりすることの重要性がわかってくるのであるが、、、実現はひじょうに難しい、、、

ともあれ、働き手は「3つの体」のエーテルダブル(エーテル・バイタリティー)と意識的(ノエティカル)にコンタクトできるよう努めなくてはならない。それと同時に、肉体解剖学を学ぶ必要もあるだろう。臓器、骨、筋肉などの位置や構造、血管と神経の走行ほか、生理学の知識も大いに役立つはず。

サイキカルヒーリングは、エーテル・バイタリティーを注げば何とかなるというものではない(というのは 実体験済み ^^;)。

キリストであるジョシュアイマヌエル はヒーリングの際、「あなたの罪は許された。罪はもはやない」といった。病の原因となった 潜在意識一時的パーソナリティー の部分)を患者自身が自覚し、影響を受けているエレメンタル( 人-悪魔 )を非活性化することが、ヒーリングを確実なものとする。

そういう意味でも、「心理学」と「医学」の勉強は役に立つ。が、信仰心があり、聖なるもののチャネルになり切っている働き手ならば、「神の御心が行われますように…」と祈り、じぶんの意識を大天使たち聖霊アチューンメント することで、良い結果を導き出せると思う。

隣人に対する無条件の愛……それが大事なのだ。

一番基礎的なルールは、患者に対してサイコセラピストや医師として近づくのではなく、親しい友人として接することです。先ずは、その患者との信頼を築くことを試みるべきです。丸剤や錠剤が糖衣されているように、治療方法も慈悲という優しさで糖衣されるべきです。患者と友達になりましょう。冗談の一つ、二つも必要でしょう。一般的に心身症を患っている人々は、非常にネガティブになり、いわゆる自分自身の潜在意識の犠牲者になっています。彼らは同じことを何度となく繰り返しますが、サイコセラピストは患者に友情を示し、彼に話をさせるようにしなくてはなりません。彼が話すことを邪魔せず、何も話す必要もありません。しかし、あなたは病の原因を探し出すために、集中して注意深く聞く必要があります。想像をめぐらすのは止め、それぞれのケースを注意深く学びなさい。一つとして同じケースはありません。同じような考え方や同じような感じ方もありません。

あなたの言葉充分注意して下さい。時には話さなくても無言の示唆が、患者に自分自身で考えさせることで助けになります。他の人の潜在意識的な思いというものは、患者にとって良い友ともなりますし、墓場への最悪の敵ともなりえるのです。

「真理の言葉」120‐121ページ、一部の太字化はNoelが実施

スピリチュアル・ヒーリングについて

さて次に、スピリチュアルヒーリングとは何でしょうか? スピリチュアルヒーラーとはどんな人なのでしょうか? そのような人は何世紀にも亘り自分自身を鍛錬し、ロゴス に帰属するハートを持ち、すべての人を照らすをもって現世に現れた人です。すなわち、ロゴスアチューンメント することにより、強力な視覚化意思の力により働きかけることができるのです。このような場合、その人は 基本元素の大天使たち 許可を得て基本元素を扱うことができ、いわゆる物質化非物質化を行えるのです。しかしながら、ヒーリング・ワークを行っているのはそのヒーラーではなく、そのヒーラーを通してキリストが行っているのです。たとえスピリチュアルヒーラーであっても、自分自身をヒーラーと捉えるべきではなく、そのような 神聖なる計画 の導管であること自体に栄誉を感じるべきです。パーソナリティーのエゴイズムが完全に消滅しないかぎり、誰も善いヒーラーあるいはスピリチュアル・ヒーラーであると言うことはできません。

スピリチュアルヒーラー聖霊と協力し合っているので、彼は権威を行使できるのです。彼は自分自身の中に聖霊の存在を感じることができ、「私たちが行った、聖霊で」と言うでしょう。この「」とは、個人的なエゴイズムではなく、「エゴ」なのです。

キリストであるジョシュアイマヌエルは使途を指導するときに、サイキカルヒーラーを育てていたのでしょうか? それともスピリチュアルヒーラーを育てていたのでしょうか? 両方です。それぞれの能力に応じて、全員がスピリチュアル・ヒーラーには無理でも、ほとんどはサイキカル・ヒーラーであったのです。彼らはそのエネルギーを彼らのエーテル・ダブルに保存することができ、聖霊大天使たちが肉体の中で使うために保ち、受け渡すことができたのです。

「真理の言葉」121‐122ページ、一部の太字化はNoelが実施

サイキカルヒーリングは失われたものを復活させたり、新たなものを創造したり、死者を生き返らせるような業をやってのけることはできない。けれど、スピリチュアルヒーリングはそれを可能とする……というのは、創造エーテル が使えるから。

ダスカロスと比較すると、わたしなんてまだまだヒヨッコ🐣レベル……なので、あと数千年は地球という “自己意識 の目覚めを促す学校転生し続けると思う。満足ゆく結果が得られるのは、北極星がケフェウス座に位置する頃?……と予測。