牡羊座満月/中秋の名月

2023年9月29日18時59分
牡羊座満月、そして中秋の名月です。

満月は感謝する日。

月と太陽が向かい合い
太陽の光で月が満たされる日。

月は満たされることで、天体のエネルギーを地球に下ろします。
良くも悪くも何かしらの実りを受け取ることができます。
どんな実を受け取るのかは、新月から約14日間の歩み次第。

月と太陽

月

月は牡羊座で12ハウスに位置しています。

牡羊座は開拓者のサイン。
火と活動の性質を持っています。

自分が感じる直感のまま、
主体性を持ち迷いなく前進したいという望みを持っています。

一方で強くありたい、勝ちたい、自分の力を最大限に発揮したいという想いが強いばかりに、自分の力が足りないと感じたときはは無意識に引っ張ってくれる存在を探し求めます。

そんな牡羊座の月は12ハウスという無意識の場所にいるため、心のどこかで自分を引っ張ってくれる存在を探し求めているように感じます。

太陽

月の180度反対に位置する太陽は、天秤座６ハウス。

天秤座は外向家のサイン。
風と活動の性質を持っています。

風は思考を司ります。
牡羊座の月の直感という燃える火種を風という思考で横に展開させる力を持っています。

また天秤座は他者を客観的に観察し、協力しながら前進するという意思を持ちます。

そんな天秤座の太陽は、牡羊座の月の望みを6ハウスという現実的な場所で広げていこうとしているように感じます。

満月は月と太陽の統合

今回の牡羊座満月では、
牡羊座と天秤座の統合でひとつの実りを迎えます。

天秤座の客観的視点が出来上がり
その客観的視点を持ちながらも、主体性を持って行動していくという「わたし」の完成です。

9月15日の乙女座新月では
しっかりとした基盤の上に自分の船をつくり始めました。

9月21日の上弦の月では
自己の完成のために、自己を分析調整しながら成長させてきました。

この満月で
これから他者と協力しながら歩いていくための「わたし」の完成です。

サビアンシンボル

サビアンシンボルは共に7度。
7度は新しい環境でこれまでの自分との落差を経験し、比較によるコンプレックスも生まれる度数。

月のサビアンは「二つの領域で上手く自己表現をしている男」
周りのことを配慮する心が生まれています。

太陽のサビアンは「鶏の雛に餌をやり、鷹から守ってやっている女性」
保守的な心と生み出したい心、両方があり新しい環境での戸惑いを垣間見せます。

自分の心を大事にしながらも、他者との協力に努めていく、そんな心を感じられる満月になりそうです。

その他アスペクト

ASCとMC

始まりを表す牡牛座のASC逆行中の木星が重なり、
ゴールを表す山羊座のMCに逆行中の冥王星が重なっています。
これからの人生に必要なものを手に入れる前に、自分の身につけているものの見直し、さらには社会的なステイタス（自分を社会でどう魅せたいか）の見直しもできそう。

金星と天王星90度

好みが変わったり、これまでの恋愛に変化が起きる人も。

水星と天王星120度

視野が広がるとき。

火星と天王星150度

行動と感覚の不調和。
これからどんな風に動いていくのかを明確にしたいとき。

金星と火星60度

「協力」に力を注ぐことで、魅力がアップできるとき。
パートナーがいるひとはときめくかも。

中秋の名月

中秋の名月は1年で最も月が美しく見える日。
中秋の名月が次に満月の日と重なるのは7年後だそうです。

0から1を生み出す牡羊座の満月ですので、何かしら新しいものを受け取れるかもしれません。

天・海・冥の小三角形に水星を頂点とした船の帆のアスペクトができています。

満月のエネルギーを浴びながら、心地よく過ごすことで何かしら言語化できるかもしれません。

牡羊座満月の詩

わたしの中に芽生えた火種
それを広げていくために必要なのは
あなたの風。

良いところと、悪いところ。
できることと、できないこと。

見直しながら話しあい
変えていく。

わたしとあなたの世界。

どうぞ素敵な満月を。

お団子が食べたい。

Haru