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2歳の息子が友達を噛んだり叩いたりするお話

こんにちは。星のきのこです。
今回は、2歳の息子が友達を噛んだり叩いたりするお話です。

以前、このような記事を書きました。↓

この出来事以降、どこに行っても息子に張り付いて見守ることを心掛けています。
それでも、息子が友達に手を出してしまうことは無くなりません。

2歳になってからも、
お友達の腕をがぶっと噛んだのがすぐに思い出せるだけで2回、
お友達の髪を引っ張ったのがざっと5回以上、
お友達を叩こうとするのはほぼ毎回、
行く先々でドキドキハラハラしています。

何よりも被害に合った子供やお母さん達に申し訳なく、
噛まれた子供の腕にくっきりした赤い歯型が付いた姿や、
髪を引っ張った手からファサファサと髪が落ちた時は、
特に気持ちが落ち込みました。
どうしたら良いものか悩む日々です。


どこに行って相談しても言われることは同じで、
・子供に張り付いて事前に防ぐ
・その場ですぐに注意をする
・子供がなぜそれをしたのか「〇〇がしたかったんだね」と気持ちを汲み取る
・距離を取る
・繰り返し教えていくしかない
といったことを言われます。


子供に張り付いて事前に防ぐこともありますが、
息子がお友達のおもちゃに興味を持ったなぁとか、お友達が息子のおもちゃを狙っているなぁと思った、
その一瞬の隙に事件は起きてしまいます。

事件が起きたらまず「噛んだらダメだよ」「友達が痛いって言ってるよ」など注意をしますが、
息子は上手く受け止められず、
困惑した顔でその場から走って逃走したりします。
逃走されると妊娠中の私は追いかけるのが本当にきつい。

息子に「〇〇したかったんだね」とか話してあげたいけど、
被害を確認したり、謝ったりが先で、
ゆっくり話す余裕はない。

距離をとっても息子を放した瞬間、
すぐに走って事件現場に戻って、
また事件を起こそうとすることもある。

繰り返し教えるということは、
繰り返し事件が起きるということ。
それに耐えるしかないということは、
自分が耐えるだけではなく、周りの親や子供達の理解も必要で、
でも事件を起こしてはいけないことに越したことはなく、
とても難しくしんどい。


なぜ手が出てしまうのかを考えると、
やはり自分の気持ちを上手く言葉にできないからだと思います。
繰り返していけば言葉で言えるようになるのでしょうが、
いつになったらできるようになるのか、
終わりが見えないのは本当につらいです。
せめて、幼稚園に入園するまでには手を出さない子供になってほしいです。


ただ、先日、
息子の成長を感じたことがありました。
近くの動物園にあるコイン式の遊具で遊んでいた時のこと(お金を入れずに乗っていただけですみません)です。

息子はパトカーの遊具に乗って遊んだ後、他の遊具に移動しました。
その間に他のお友達がパトカーに乗り込み、それに気づいた息子はすぐさばパトカーまで戻ってきました。
お友達がパトカーのハンドルで遊んでいたので、息子に、
「お友達が遊んでいるよ。後ろで待っていようね」と声を掛け、
後ろの座席に座らせました。

するとお友達が遊んでいる邪魔をせず、後ろの座席でじっと座って待っていました。
お友達のお母さんが「後ろで待っているよ。代ろうね」と声をかけてもなかなかお友達は代わってくれず、
待ちきれない息子はお友達の横に移動して座りましたが、それでもお友達のハンドルを取ったりはせず、じっと待っていました。

「すごいね。待っているね。偉いね。」とそのお母さんからも褒められました。
最終的にお友達は、お父さんに力づくで連れていかれましたが、
こんなに長時間息子が待つことができたのは初めてで、
すごいねとたくさん褒めながら感心しました。



息子がお友達を叩いたりせず待つことができたぁ~と嬉しくなった数日後には、
またお友達を噛んだり、叩いたり。
まだまだ繰り返すのかと落ち込みました。

耐えるしかない。
教えていくしかない。
一緒に成長していこう。

読んで頂き、ありがとうございました。


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