キナリ杯を終えて
キナリ杯を知ってから6/3の授賞式まで、忘れかけていた気持ちを思い出した気がする。
きっとキナリ杯に参加したすべての人が、入賞するつもりで書いたに違いない。もちろん、私もだ。真剣な勝負だった。
受賞式の日は、午後2時から一時間置きにスマホをチェックした。
午後2時・・・・私の名前は・・・・ない。
午後3時・・・・ない
午後4時・・・・ない
午後5時・・・・ない
午後6時・・・・ない
午後7時・・・・ない
午後8時・・・・ない
午後9時・・・・なかった
午後10時から岸田さんの総評と重大発表と告知されていたが、午後9時半に力尽き、寝た。笑
いつもだと子どもの世話で体力的な疲労があるのだが、久しぶりに脳が疲れていた。心地よい疲れだった。
私はこのキナリ杯に、賞金以上のものを期待していた。
日の目を見たい、ということだ。
午後2時から午後9時まで、私の頭の中はフル回転していた。
受賞してるよね・・・?
(いや、4000人超えてるんだぞ・・・)
岸田さん、読んでくれたよね・・?
(スキが付いてんだから、信じろ!)
やっぱ無理だろうか・・・?
(よく書けてたぞ!)
とまあ、こんな感じでそわそわしていた。
ただただお金をくれるってゆうことなら、
こんな気持ちにはならなかった。
ネットを通じてだけど、岸田さんがどれだけ誠実にお仕事をしていらっしゃるかがわかるからこそ、その彼女からの評価に期待をしていた。
受賞式は終わった。
まだすべての作品を読んだわけではないけど、やっぱり受賞作はすごい。
私は文章を書くことが好きだしそれなりの自信もあったけど、
上には上がいる、ということがはっきりとわかった。
まだまだ頑張れる。
キナリ杯が続く限り参加し続けるし、毎日クタクタになるくらい、アレもコレもしたいと思った。
10歳も年下の岸田さんから、多くのことを学んだ。
ここからまた、新たなスタートを切ろう。
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