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台湾フルーツ日記#1

蜜棗・青棗 1月下旬〜3月中旬

台湾のフルーツは、短いシーズンが終わると容赦なく店先に並ばなくなるので、旬を逃さないのがとっても大事。日本のように春夏秋冬はないけれど、フルーツが季節を教えてくれます。

蜜棗(ミーツァオ)と呼ばれる緑の棗は、小さい青リンゴにも見えるけど、詰まった身から溢れる瑞々しい甘さは梨にも似ている。
皮もそのまま食べれる手軽さが嬉しい。この季節は、写真のように切ったものをジップロックに入れて、職場に持って行きます。ランチ後のデザートに最適。


台湾生活初日、空港から隔離ホテルまで乗せてくれたタクシー運転手さんが、台湾の各季節と土地のフルーツを道中1時間半ずっと紹介してくれました。蜜棗は食べたことがないという話をすると、「じゃあ後でホテルに届けてあげるよ」と。当時の隔離はがっつり2週間のホテル生活。おじちゃんが届けてくれた蜜棗やオレンジと、何より優しさがとっても嬉しかった。
台湾生活がちょうど1年経って、また蜜棗が市場に並ぶ季節に。その時の思い出補正も効いて、今では大好物。


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