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相手をもっと知りたいと思う、相手の思いを察しようとすることの危険性

前回は「対話のコミュティ」参加の経緯を書きました。
https://note.com/hoshino_emiko/n/nef78b4afe896
今回は第一回ミートアップの、わたしなりのまとめです。

ゲストはサクちゃんこと桜林直子さん
言葉の瞬発力が凄くて、圧倒された一時間でした。
型もゴールもない「雑談」が仕事になるって、力がないと出来ない、と
りょうじさんの発言。
その片鱗を見せていただきました。

なかでもわたしが揺さぶられたのは
・深く知りたい気持ちがバレると、相手は言いたくなくなるよ
・気を遣うのもバレる
・相手の感情は相手のものだから、取っちゃダメ

あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー
これ、身に覚えがありすぎる。完全ノックアウト。

一刀両断ぶりがちょっと怖いなとすら思った。
アーカイブ見られたのは数日後。
あのとき、わたしもバッサリ斬られていたのだった。

まず、「相手を深く知りたい」と思うことと「相手への興味関心」は別ってこと。
わたしは「関心を持っている=より深く知りたい」だった。
だけど「深く知りたい」はこっちの欲望でした。だから話してくれないとガッカリする。

それより前に相手に関心を持つことが大事。
さらっと言われたけど、これは難題です。

 1.話されたことを観察する
 2.相手が話さない自由を尊重する。
 3.わからなければ質問する。

サクちゃんはお仕事としての「雑談」のイメージを、
「テーブルに出したものを眺める」と言っていた。
「出せれば何だっていい」とも言っていた。
これは相手に関心を持って話を聴くための、技術でもあるんだと思う。

次に
「相手の感情を察しようとすることは、相手から感情を取り上げること」
これはわたしがほぼ自動的にやってきたことです(泣)。

サクちゃんのnote「人に期待しない」の正しいやり方、には、こうある。

 相手の感情や選択を先回りして思い込みで決めつけることは、
 相手に対して失礼と知って、
 自分ができることは「自分のことをちゃんと出す」ことだけだと思う。

思えば結構な割合で「自分にトラブルが降りかかるのを防ぐために」
相手の感情(特に不機嫌シグナル)を察しようとしていたわたし。

それって、相手のことを思って察してるわけじゃない。イヤな自分軸。
しかもその意図は相手にバレる。そういうことだったのか~

その上、察して、わかった気になっているから質問が出ない。

対話したいと思いながらも全然逆の行動をしていたよ…

むやみに相手を知りたいと思ったり、感情を察しようとしたりすることは、
それが「自分を守るため」だったらだいたい上手くいかないし、
かえって危険。
(昔それで凌いだ時期があったとしても、もう使わなくて良い)
知らず知らず自分を下げて、相手に踏み込まれることもある。

これって、自分を知らなかったり、
自分の感情を無視しているときに起こりがち。

自分と自分の感情を知って、ビビりながらでも開示していくこと。
今までないがしろにしてきた自分を大切にできてこそ、
開いていけるのだと感じています。

…初回からでっかい宿題出ちゃったなぁ。
だけどここはわたしの「努力のしどころ」では?

サクちゃん、一刀両断ありがとうございました。
このような機会を下さったみずPさん、りょうじさん、
#対話のコミュニティ のみなさんに感謝します。

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