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絵本作家のいる場所。~学童・放課後クラブ~

毎年、夏はいつもあっという間に過ぎていきます。夏はたくさんの場所で、たくさんの人達に出会うから。たくさんの人達に会って、たくさんおしゃべりをして、たくさん笑うから。

そして今年も、とっても充実した夏でした。

絵本作家として活動しているかなでぼくは本当に色いろな「場所」へ行かせて頂きます。そんな経験を生かし、ここでおしゃべりしている訳ですが。

数年前から夏休み中のご依頼が多くなってきているのが「学童」・「放課後クラブ」。

毎年夏休みのほぼ一カ月間で、学童・放課後クラブ数十施設さんへうかがいます。

学童クラブと呼んだり放課後クラブと呼んだり、または放課後子ども教室、地元神奈川県の横浜市では放課後キッズクラブ…とまぁ呼び方は様々です。

しかし全て「小学生の放課後の居場所」として存在しています。

詳しく説明すれば「個々に運営の内容や業務の形態なんかが違う」という事がある様ですが、ここでは特にそんな事は関係ありません。そして子ども達にもそんな事は関係ありません。

とにかくぼくは子どもが大好きです。子ども達が集まる場所へ行くのが大好きです。

その「子ども達が集まる場所」が、昔と今では少しずっ変わってきているんですね。ひと昔前の子ども達が放課後集まる場所といえば、それこそ「公園」。

昔の紙芝居屋さんなんかは子ども達を目指して公園へ向かったと思います。でも今は公園に子どもはあんまりいない。ていうか公園がそもそもあんまりない。じぁどこにいるか学校が終わった子ども達は学童や放課後クラブにいます。勿論全員がそこにいる訳ではないけれど、大抵います。

学童はいろいろな場所にあって、マンションだったり一軒家だったり様々。

放課後クラブはだいたい小学校に併設されています。横浜市では今、全ての小学校に放課後キッズクラブを開設しようと動いているそうです。このご時世ですから子どもがどこにいるのかをハッキリしているのは親としては安心なんでしょうね。個人的には学校が終わってまで学校にいるなんて嫌だけど(笑)

それでも実際、学童や放課後クラブが放課後の子ども達の居場所になっている。

だから、絵本作家は学童や放課後クラブへ行くのです!

たくさんの子ども達に会って、たくさん子ども達としゃべって。たくさん子ども達を笑わせたいから。

いつの時代も子ども達の笑顔の中に絵本が、紙芝居が、そして絵本作家がいられるように。

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