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賃貸物件の「初期費用」を簡単にお得にする方法


こちらの記事は3分で読めます◯


友人や後輩からよくどうやって毎回そんなに賃貸の初期費用を抑えてるの?と聞かれることが多いので、簡単にできることをまとめてみます。


まずは、請求書の内容を確認してください。


拒否すべき項目

次の項目があれば拒否しましょう。

拒否しても「必須です」と強要された場合は、必要な理由をメールしてもらうのが良いと思います。

  • 簡易消火器

  • 害虫駆除

  • 室内消毒

  • 抗菌処理

  • 浴室コーティング

  • 光触媒コーティング

  • 24時間安心サポート


交渉の余地がある項目

  • 賃料、共益費

  • 敷金、礼金

  • ハウスクリーニング

  • 鍵交換代

  • 保証会社加入料

賃料・共益費交渉:言うのはタダ。下がったらラッキーくらいの気持ちで是非。需要の強い皆が住みたい物件では基本的にできません。

敷金・礼金については、数社から見積もりを取ることでぼられるのを防げます。

⚠仲介さんへの仲介手数料は絶対値切らないこと。仲介さんへの印象はなるべく良くするように努め、こちらの味方になってもらうことが肝心です。


宅地建物取引業法で、賃貸物件における仲介手数料は、「仲介手数料は家賃の1ヶ月分+消費税が上限」と決まっています。
基本的に、借主としては、家賃の0.5ヶ月分(税別)以上は払わなくて良いです(家賃の1ヶ月と設定している業者が多いので、お気をつけください)。
仲介手数料を1ヶ月支払っても、その他の費用が浮くのであればそこでも良いという判断にもなると思います。ケースバイケース。
主に3パターンあり、こちらの解説が分かりやすいです。


「ちょっと予算足りなくて〜」「でもこの物件が気に入っていて住みたいんですよね〜〜」と伝え、

「◯◯円まで下げてくれたら即決します!」と伝えると良いと思います。

私も賃貸物件のオーナーをしているので分かりますが、言い値まで下げたとしても住んでくれるかわからない人とは交渉し辛いです。

入居時のクリーニング費用:内見して綺麗であればいらないという。
退去時のクリーニング費用:賃貸契約時に契約書の特約を確認。記載があれば特約を外してもらえるよう交渉するのが良いでしょう。

国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」においても、クリーニング費用は大家さんが負担するのが妥当という記載があります。

鍵交換代:契約書に勝手に鍵を変えてはいけないという記載あるか確認。前と同じ鍵で良ければそのまま使い続け、もし変えたい場合は、鍵屋さんにお願いするとだいぶ安く済むはず。
因みに、退去時の鍵交換代は認められないので退去時に留意すべき。

保証会社:相場は、大体家賃の50~80%くらい(ご自身でご確認ください)。たまに不当に乗せている業者がいるので注意。

対策としては、家賃保証会社の負担が書かれたパンフレットを、初期費用の見積書と一緒にもらうのが良いです。

例:「家賃の80%」や「家賃合計の1.85%を毎月かかるが、初期費用無料」等


内見で絶対に計測すべき場所5選 

① 玄関と廊下
② 冷蔵庫を置くスペース
③ 洗濯機を置くスペース
④ カーテンレール
⑤ 収納


残置物トラブルの回避法

賃貸の残置物は、契約前の「重要事項説明」で不動産会社から説明があります。しっかり聞きましょう。

・内見時に、部屋の家電が「残置物」かどうか確認する(特にエアコン)

<残置物の場合>
・修理や買い替えの費用は誰が負担するか確認。メールやLINE等の文字のやり取りで残しておく。
・問題あれば、入居前に撤去してもらえるか、新しいものに変えてもらえるか確認。問題なければ、入居後すぐに使える状態か確認。


おまけ:退去時

(更新中)

退去時のクリーニング費用:賃貸契約時に契約書から特約を外してもらう(大和の物件等、入居の要件となっている物件は外すのは難しい)。

国交省の原状回復をめぐるトラブルとガイドラインでも、クリーニング費用は大家さんが負担するのが妥当という記載がある。

退去時の鍵交換代は認められない。


書籍 『家賃は今すぐ下げられる!』

千円ちょっとで数万円浮く可能性があるのであれば読まない理由がありませんね!家賃交渉術も紹介されており、賃貸入居後にも役に立つ書籍です。

内容が一部古い箇所がありますが、考え方を学ぶことが大事だと思います。



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