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お香教室(体験会)へ行ってきました

みなさんこんにちは!カルチャーセンターで開催された「お香教室」の体験会に行ってきました。匂い袋をつくったのですが、とっても楽しかったのでレポしたいと思います。

お香のイメージ、というと平安時代に貴族が着物に焚き染めていた、というような感じでみなさん印象づけられていると思うのですが、私もだいたいその程度の知識しか持っていませんでした。

今日の先生は、富山市の日本香&天然石念珠専門店「香華楽(かから)」のオーナーさんでした。

教室に一歩入ると、先生がすでにお香の名前のラベルのついた丸いプラスチックケースを十種類以上も並べていらっしゃり、部屋にもほのかにスパイシーな香りがただよっていました。

「カレーみたいな匂いですよね!」

とおっしゃる笑顔の素敵な先生。

教室が始まると、先生がひとつずつお香の種類とその特徴について教えてくれます。

「白檀は、生木を4、50年経年させたもので、お香のベースに使われ、オイルを含んでいるのよー」

「龍脳は、タンスに入れる樟脳のもっと高級品で、防虫効果があります」

「丁子はスパイスのクローブと同じもので、香りに酸味があるんです」

「乳香は、キリスト教の寺院などでよく焚かれていて、甘い香りです」

などなど!聞いていてもとっても興味深いお話ばかり。

今回は、白檀を小さじ4杯くらい分をベースとして、あとのお香の原料をミニさじで軽く1杯ずつ、十種類あまり加えて、匂い袋をつくることになりました。

これがすべて混ぜ合わせた状態。

これを、薄い袋に入れて…

最後は口を閉じてできあがり。入れてすぐは匂いを感じませんが、一時間くらい経つと、しっかり香ってきます。

私は「甘い香りにしよう」と思っていたのですが、結局すべてのスパイスをまぜ混ぜした結果、思いのほかスパイシーな香りとなりました。でもとっても良い香り。

衣類のタンスに入れたり、ハンカチと一緒に置いて匂いを移したりするほか、匂いがなくなってきたら、最後はお仏壇の焼香をする杯の中にぱらぱら入れて、お焚き上げすると、最後まで匂いを楽しめるそうです。

次回のお教室では、蚊遣り香をつくるそうで、これもまた楽しみ~!その際はまたレポートしたいと思います。

素敵な匂い袋がつくれて、お香の知識も少し増え、とても楽しい日でした。

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