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干場弓子の思いつき日記①アベノマスクをシャネルツイードで変身させたよ!

2020年6月1日

日々、思いついたことを、つれづれなるまま、思いついた日だけ気ままに書いていきます。

まずは、先週末のわたしのなかのヒット! アベノマスクのシャネルツイードアレンジのご紹介を。

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ことの発端は、TVで見た自粛解禁となった「接待を伴うバー」での様子。ホステスさんたちが、不織布の白いマスクに透明ガードをつけて、お客さまを囲む姿に、なんとも色気のない、なんとかならないものかと思ったこと。

WITH コロナの生活とは、WITH マスクの生活。マスクをお洒落の敵とあきらめず、お洒落アイテムにするしかない! というか、お洒落しながら、三大老けライン(ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン)を隠すかっこうの武器にしようではないか!

というわけで、偶然、引き出しの中で見つけたシャネルのサマーツイードの端切れ(シャネルは、お洋服を買うと予備の歯切れとボタンが付いてきます)が、ちょうどどこかで見たことのあるサイズ!? あらら、あの小さすぎると評判の、アベノマスク・サイズ! だということを発見しました。

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で、布の端をジグザクミシンで押さえ、ペタッとマスクに縫い付けてみるとーーー
あら、いいかも!?

はめてみると、案外風通しもいい!

シャネルのサマーツイードは基本コットンで、目が粗い上に、アベノマスクは、小さいので、頬の脇や鼻の両側から、スースー息が漏れるのです。なんとまあ、こんなところで、役に立つとは! それに、ガーゼを何枚も重ねているので、内側だけていねいに水洗いできます。

通な、お洒落のポイントは、おそろいの部分をつくること。実際、たとえば、スカートとストールとか、コートとスカートとか、バッグと帽子とか、シャネルのコレクションにもいつも登場します。ですので、当然、このマスクには、もととなったスカートを合わせ、ついでに、雰囲気の合っているシャネルの同じくサマーツイードのベレー帽と、バングルを合わせてみました!

(ただ、これ、実際、街に出るのは恥ずかしいかも。目を引きそうすぎて。先回書いた『イタいファッション』にならないか? やり過ぎじゃないかって、、)

いいか! 歳がわからなければ!

というわけで、気をよくした私。
手作り帽子用に、シャネルツイードで知られるLINTON社のサイトから、いくつか買ってあった生地の余りを取り出してきて、さらにつくってみました!

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今度は、生地のサイズにゆとりがあったので、あとで外せるように軽く縫い付け、さらには、取り替え用のガーゼを挟み込めるようにしました!

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こちらも、「おそろい(セットアップ)の法則」に基づき、白っぽいほうは、もともとつくってあったゆったりベレー帽と、マルチカラーの高級ツイードは、幅5センチ長さ1メートルくらいの筒状にして、ヘアバンドふうに巻いてみました!

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それぞれ、雰囲気の合ったスカートとワンピとコーディネートすれば、雑誌の世界では、カンペキ!? でも、実際、街に出るのは、はずかしいかな。

でも、こうやって組み合わせを考えたり、そのためにデザインして手作りする、その時間がシアワセ。楽しい。わたし、やっぱり社長より職人(クリエイター)が向いていた!?

というわけで、「作品」を、CINEモードでしか使っていなかったSIGMA fpのSTILLモードで撮ってみました!(まだまだ、露出などのセッティングとアングル、ライティング等に工夫の余地大ありですね!)

SIGMA fp とライティングなど機材収集とWEBカメラとしての使用のくふうについての奮闘記は、次回に書きます。

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ところで、ことの発端の、『接待』用のマスクですが、こちらは、フランス製のストレッチコットンレース幅広タイプというので、つくったらいかがでしょう?

以前、担当した翻訳本の中にあった手作りショーツの検証用に買ってあった生地、実は、構想だけでまだつくっていないですが、簡単につくれそうですね! 黒レースとか、清純にしろレースとか。ゴムの色も、レースに合わせ、ドレストのコーディネイトも考えて。

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では、この場合の、「おそろい(セットアップ)の法則」は? 何とおそろいかって? そりゃあもう、鼻の下を伸ばしたお客さまに想像していただくのも、サービスのうちということで!

なお、この記事は、私の個人サイト「干場弓子事務所オフィシャルサイト」で連載中のコラムより引用しました。サイトでは、ほかに、人生のQ&A室などの連載もおこなっています。よろしかったら、こちらを、どうぞ!


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