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「皐月と美月の夏」 <note版⑤>


5話  皐月の話 「いざ、七島へ。」


パパと2人で出かけるのは楽しい。ママだと絶対買ってくれない外国の甘くて体に悪そうな色をしたお菓子も買ってくれるし、パパと過ごす時間は、いつもゆったりまったり流れるから大好き。

でも、今は全然楽しくない。

玄関で泣いてるママに行って来ます。と言った瞬間、私は心に強く決めた。

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山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。