①無能な内向型。②有能な内向型。2人を分ける決定的な差。

内向型の人には優れた能力があります。
状況を冷静に見て分析し、判断することができます。

内向型はじっくり考えることによって真価を発揮します。
それゆえ、鋭い視点や判断をすることができます。

ですが、内向型の人は、世の中ではあまり良しとはされない風潮があります。外向型主義のような社会になってしまっているため、内向型は誤解を与えかねません。

内向型の人は、ガワだけ外から見たときには、ただのおとなしい人静かな人という印象しか与えません。
外向型は逆に、雄弁で、目立つ存在なので、内向型とは逆でしょう。
世の中では、この2つの印象を、内向型はマイナス、外向型はプラス、の印象を持つのが今の社会です。

ですが、内向型の真価はガワだけでは測れません。
逆に、そのガワがあることこそ、真の能力を発揮できる証拠と言えるでしょう。

ですが、ここで重大な問題が発生します。
大抵の内向型が、”喋る発言”するのに苦手意識があるということ。
内向型はたしかに、素晴らしい真価を持っています。
ですが、ガワだけ見ればただの静かな人です。
そう、ガワだけ。

つまり、こういうことです。
①内向型はすばらしい能力を持っている。
②内向型はガワだけ見れば静かな人。
③内向型は喋ることに苦手意識がある。

①②内向型はすばらしい能力があるが、発言しなければ、役立たず。
③さらには喋ることも苦手なので、上手く伝えられない可能性もある。

つまり、素晴らしい能力を持っていても、発言機会が少なく、伝えるのも下手であれば、ただの無能でしかない。ということ。

内向型は自分の持つ能力を活かしきれず、無能扱いを受けるリスクがあるということです。
ですが、簡単な解決策があります。
・考え付いたこと、思ったことは積極的に質問、発言
・ロジカルシンキングを身に着けること。

逆に言えば、これさえできれば内向型の能力、できることは限界まで極まったといえるでしょう。

内向型に、外向型の行うようなその場での思い付きや、饒舌な会話などは求められているとは思えませんし、向き不向きがあるので、それは向いてる人がやるほうが効率的です。

内向型はするべきは、ここぞというときの、アイデアや冷静に判断できる能力です。しかし、積極的に発言することと言語化して分かりやすく伝える能力がなければ、真価は発揮されません

なので、積極的に質問、発言が必要なのです。
最初から喋ることが少ないので、積極的に発言して、普通くらいでしょう。
それに、ロジカルシンキングは内向型の能力を高めつつ、伝える力も補うことができます。

この差、・結局的に発言して伝えられるか、・そうではないか。
この差が、内向型の無能か有能かを分ける決定的な差となるわけです。

多くの内向型が無意識で思っていたことがだと思います。
ですが、現実はやはり、これらと向き合わなければダメなんだということです。
ここにさえ、慣れて、こなせるようになれば、どんな場所、時でも重宝される有能な内向型になれるはずです。

無理にならなくても良いです。
たとえば、声を大きく張り上げたり、会話に割って入ったりもしなくて良いです。自分なりのペースで発言する。伝えるという目的を果たせればよいので、例えば、手を挙げてアピールしてみたり、話が終わるまで待つなど、自分のタイミングで、”自分の思考を伝える”目的さえ果たせればよいのです。

そのために、意識を変えて、自分なりに工夫して、過ごしてみてください。
自分も極度の内向型(学校の授業で1度も手を挙げたことがない)なので、恐ろしいですが、少しづつ適応できたらと思います。


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