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依存

今日はホシくんをよく見つめる日だった。

私は今、自分がわからなくなっている。

私にとってホシくんは一体なんなんだろうか。
私は今ホシくんと向き合えているのだろうか。





私はちゃんとホシくんを好きなのだろうか。





私は最近LDHのことをよく見ている。
臣に、三代目に時間をかけることが多い。

でも、本来そうだった。
ずっとずっと私の時間全てを臣に捧げてきた。
私の楽しい時間は全部LDHのみんなと共にあった。
ライブに行って会うのも、グッズを買うのも、CDを買うのも、全部彼らのためだった。

こんな人、私には臣しかいない。
こんな場所、これから先もLDHだけ。
そう思ってた。

そんな私をホシくんは変えた。
ホシくんに出会って、私はまた感じた。
臣に、三代目に、LDHのみんなに出会った時に感じたあの運命のような、そんな気持ちを。

臣を初めて見た時感じたあの輝きと同じように、
ホシくんは誰よりも輝いてた。

「ああ、この人、やばい。」

この人を私は応援したい。
この人のこと、私は一生追いたい。
こんな気持ち、人生で2回目だった。

必死に追いかけて、必死に集めて、
中高の青春を全部臣に捧げた時のように、
ホシくんに全てを捧げたいと思った。





だけど、今の私はどうだ?
今の私はちゃんとホシくんを見れているだろうか。
本当に全てを捧げているだろうか。





臣を好きな私とホシくんを好きな私。
これは別世界に存在する別人格だ。
私はいつもそう言ってきた。

だからこそ、比べられない。
だからこそ、どちらの方がいいなんて選べない。





だけど、今は分からない。





臣もホシくんも好き。それは変わらない。
だけど、上手く両立できない。なんで。

ホシくんを見ていると苦しくなる時がある。
ホシペンの人を見ているとしんどい時がある。

誰よりもホシくんを好きでいるはずなのに、
その気持ちに自信が持てなくなる。
ホシくんに向き合えてない気がする。





臣を見ている時はそんなこと感じないのに。

臣を見る私は誰よりも落ち着いている。
騒いでいるけれど、心は落ち着いている。

誰よりも好きだから、誰よりも知ってるから、
誰よりも追ってきたから、誰よりも見てるから。

誰よりも臣に向き合ってる自信がある。
誰にも負けない自信がある。





なのに、ホシくんを見てる時はなんでそれを感じられないの?なんで、不安になるの?





LDHの界隈に帰ってくる度感じる。
ここだ、ここが私の場所だ、って。

LDHのライブに足を運ぶ度感じる。
ここが私の生きがいだ、って。

彼らが私の全てだ、彼らが私の生きがいだ。
ここは私が生きる場所だ………!!!って。

何年も、何回も足を運んで会いに行って、
何回も何回もどの席からもどの会場からも
彼らの名前を呼んだ。彼らの歌を聴いた。
彼らの作り上げる世界を見て、彼らの目指す夢の道を一緒にたどって、色んなことを叶えてきた。

それがすごく幸せな時間なんだ。





私はホシくんとも、セブチのみんなとも
そんな時間を過ごしたいだけなんだ。

どちらも、なんてワガママなんだろうか。





わかってるんだ、本当は。

これは、臣への依存が作り上げてるんだって。

臣に依存しきった私が見てる世界なんだって。

そんなこと、わかってるんだよ。





だけど、嫌なんだよ。ホシくん。
ホシくんとの世界はそんなことしたくないんだよ。

ホシくん、ホシくん、ホシくん!!!

私はもう分からないよ。

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